FACTOR/AIM 生産物流シミュレーター

FAQ

ＪＳ続きエディタのジョブステップ選択ルール

すべてのジョブステップの「続き」のエディタに、「ジョブステップ選択」があり、この機能を用いてジョブステップの条件分岐ができます。ジョブステップの条件分岐は通常「選択ジョブステップ」で行いますが、２分岐なら、どのジョブステップでも「ジョブステップ選択」を用いて分岐が可能です。

（１）入力
入力は２項目で、「ルール」と「代替ジョブステップ」である。

（２）機能
このジョブステップに到着したロードは、このジョブステップを開始する前に、このジョブステップを開始しようか、あるいはこのジョブステップを開始せずに「代替ジョブステップ」へ行こうかと選択する。その、選択する方法が「ルール」によって決まる。

（３）用意されているルール
用意されているルールは次の３つである。

０．　現ジョブステップ（デフォルト）
　　　常に現ジョブステップを選択する。

１．　現ジョブステップ／資源チェックなし
　　　次のいずれかの条件が成立すれば現ジョブステップを開始し、
　　　それ以外の場合代替ジョブステップへ行く

　　　①　現ジョブステップの資源アクションで定義している最初の資源が利用可能
　　　②　現ジョブステップの資源アクションで定義している最初の資源が利用不可能かつ、
　　　　　代替ジョブステップの資源アクションで定義している最初の資源も利用不可能

２．　現ジョブステップ／資源チェック
　　　現ジョブステップの資源アクションで定義している最初の資源が利用可能であれば
　　　現ジョブステップを開始し、それ以外の場合は代替ジョブステップへ行く。

（４）ユーザ定義ルール

サンプルプログラム

#include "factor.h"

　int myrule(LOAD *ldp);　　　ユーザ定義ルールの宣言

　void ucini1()

　{

　　　jsdfjs(39, mtrule);　　　　ユーザ定義ルールの番号を39にした。(番号は3～39)

　}

　int myrule(LOAD *ldp)

　{

　　　return(0);　　　　　　　　返し値　　0：代替ジョブステップへ行く

　}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1：現ジョブステップを開始

注）関数名myruleは自由な名前をつけてよい。サンプルプログラムの中でmyruleと出てくるところは
　　一致していなければならない。

AIM側の設定
「ジョブステップ選択」の「ルール」にルール番号を記入する。上記のサンプルプログラムの場合であれば 39 と入力する。

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工場オペレーションのマネージメントに有効

FAQ

ＪＳ続きエディタのジョブステップ選択ルール

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ユーザコードを使用したモデル化

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