FACTOR/AIM 生産物流シミュレーター
FAQ
バッチ定義、バッチJS
質問
生産現場では、製品を1つずつ扱う場合だけではなく、まとめて扱う場合があります。AIMにそのような機能はありますか?
答え
統合/分割ジョブステップは1つのオーダ内での操作に限定されていましたが、
実際には、複数のオーダにわたってロードの統合および分割を行いたい場合もあります。AIMでは、この場合バッチを使用します。
バッチは、別々のパーツタイプや異なるオーダからのパーツを、単一のバッチロードにグループ化し、1つのロードとして扱います。構成要素追加ウインドウで「b:バッチ」を選択して作成します。作成すると図1に示したエディタが表示されます。
バッチにはローカルバッチとリモートバッチがあります。この2つの処理を図2に示します。
ローカルバッチは1つのプロセスプラン内で処理します。リモートバッチは、別にバッチ用のプロセスプランを必要とします。ルールは、ロードが到着した時に、どれだけ形成中のバッチロードの量を増やすかを設定します。以下の設定があります。
属性:バッチサイズ-属性で定義される値を加える。
属性追加:ロード内のパーツ数と、バッチサイズ-属性で定義されるロード属性の合計を加える。
乗数属性:ロード内のパーツ数と、バッチサイズ-属性で定義されるロード属性の積の値を加える。
定数:バッチサイズ-値で定義される値を加える。
変換:ロード内のパーツ数と、バッチサイズ-値で定義されるロード属性の合計を加える。
乗数変換:ロード内のパーツ数と、バッチサイズ-値で定義されるロード属性の積の値を加える。
1/ロード:ロード1つにつき1を加える。
1/パーツ:ロード内のパーツ1つにつき、1を加える。
バッチサイズには、最小値と最大値を設定します。
最小:バッチロードをはきだせる最小量を示す数字。
最大:バッチロードとして蓄積できる最大量を示す数字。
注:ローカルバッチでは、後述のバッチジョブステップ上のバッチサイズに0を設定しているとこの設定が使われます。それ以外は、バッチジョブステップ上の指定が用いられます。
バッチ定義エディタで詳細ボタンをクリックすると図3に示した詳細エディタが表示されます。
ここで、以下に示す分類のルールを設定します。
属性:ロード属性に 従って分割
パーツファミリ:パーツファミリに従って分割
パーツ数:パーツ数に従って分割
パーツサブファミリ:パーツサブファミリに従って分割
同バッチ:すべてのロードを同じバッチロード
また、優先はき出しの設定も行います。
バッチ定義で設定されたようにバッチロードを作成するには、バッチジョブステップを使用します。ジョブステップの選択から「b:バッチ」を選んで了解ボタンをクリックすると図4に示したバッチジョブステップエディタが表示されます。
バッチ名を選択して、そのバッチがローカルであれば、ローカル指定を行います。
ローカル指定では、バッチの最後のジョブステップ(アンバッチジョブステップ)を指定します。バッチサイズ最小とバッチサイズ最大に最小値と最大値を設定します。両方に0を設定するとバッチ定義で設定した最小と最大が使用されます。
FAQ一覧
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- モデルのバックアップをしておこおうと思うのですが、 ファイルサイズが数十MBと大きくて困っています。
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- 作ったモデル使ったシステムを、色々な部署で使わせたいと思っています。 ライセンスを追加しなければならないのでしょうか?
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こんなときどうする? -モデル化手法
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