FACTOR/AIM 生産物流シミュレーター
機能
■プログラムレスでのモデル作成
アイコンで簡単操作
モデル構築は、アイコンの配置とメニュー操作で対応しています。
機械や作業者などを表すアイコンを画面に配置して、メニューから表示されるダイアログに
作業手順を入力することにより、モデルが定義できます。
特別に複雑なロジックを必要とする場合には、AIMステータス関数とC言語インターフェースで対応しています。
アニメーションの作成は、モデル定義の際のアイコン配置で完了しています。特別な作業は一切ありません。
モデル定義後、すぐにアニメーションが動き出します。
アニメーションで動きを視覚的に確認しながら、モデル構築を進めることができます。
アイコンや背景にビットマップデータを取り込むことにより、リアルな画面でのプレゼンテーションを実現します。
製品の"流れ"を定義
工程分析図と同じようにモデルを作成することできます。また、多品種が混流するモデルもを作ることも可能です。
工場部品を組み合わせるだけで製造工程の定義が可能
工程を表現するための"雛形"が用意されているので、現場を知る人が十分に使いこなせます。
- 組み立て工程
- バッチ工程
- 検査工程
- 次工程の選択 …など
モデルを表現するための構成要素を豊富に準備
- 工程、オーダ、シフト
- 機械、仕掛かり置場、資材
- 作業員、治具、保持具
- 生産品目、バッチ化
- 仕掛かりロット、資源グループ …など
■マテハン機能
マテハン・システムを含んだシミュレーション分析
AGV(無人搬送台車)、フォークリフト、コンベア、クレーンといった
マテハン・システムを含んだシミュレーション分析において、FACTOR/AIMは特にその威力を発揮します。
画面上で出発点と目的点を指定するだけで、
- 出発点まで迎えに行く
↓ - 最短経路を選択して目的地まで運搬する
↓ - 最寄りの駐車スペースにて待機する
という一連の運搬作業をシミュレーションできます。また渋滞による遅延も考慮できます。
その他にも、車両台数、車両速度、荷役時間、通路の追加、追突・衝突防止、一方通行路の設定、経路選択戦略なども
メニューからワンタッチで変更できます。
■出力機能
シミュレーション結果をグラフ、レポート、ガントチャートで表示
シミュレーション結果をグラフ、レポート、ガントチャートで表示します。
グラフは2次元や3次元のグラフで表示できます。グラフタイプとしては、
棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフが提供されています。
複数ケースの結果を同時に表示するので、比較検討に効果的です。
詳細な数値データの検討にはレポート表示機能が便利です。
レポートを外部ファイルに保存することも可能です。
ガントチャート表示は、作業の流れ、タイミング、待ちの発生原因を視覚的に明らかにします。