RESP-D 時刻歴応答解析による設計を支援する統合構造計算プログラム
RESP-Dは時刻歴応答解析による設計を行う建築構造物を対象とした構造計算プログラムです。
これまでRESPが取り組んできた超高層建物・制振・免震構造に対して、設計者が抱えている様々な問題を解決し、業務の効率化と提案力の向上を図るプログラムです。企画提案から実施設計まで、設計の各工程にフレキシブルに対応できる新世代の構造計算プログラムをご提供いたします。
プログラムの概要
- 建物モデル作成、許容応力度法による構造計算、立体フレーム非線形静的解析・動的解析、復元力特性のモデル化、質点系弾塑性振動解析、構造計算書作成、振動アニメーション作成の一連処理機能を持ちます。
- 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT柱、オイルダンパー、制振間柱、座屈拘束ブレース、粘性制振壁、各種免震装置に対応しています。
- XYグリッドを基本としながらも任意建物形状(隅切り、軸振れ、節点の結合、セットバック、節点の上下移動、柱の軸回転、任意節点間の部材配置)の入力・解析が可能です。V字・Λ字形柱、水平ブレース、節点の剛床解除などにも対応しています。
- 提案時から精度の高い応答値と躯体数量の把握が可能です。
- RESP-F3T(3次元立体汎用解析プログラム)の入力データファイルが作成でき、RESP-F3Tを用いたより高度な解析が可能です。(例:多点入力解析など)
開発・サポート体制
- RESPシリーズの開発およびユーザサポートは、(株)構造計画研究所 建築構造工学部が担当します。
- サポートには、開発担当者のほか、解析経験・設計経験豊富なメンバーも携わります。
- RESP-Dは、超高層オフィスビル・超高層住宅・免震倉庫等の実施設計および電力施設の制振補強解析等で、数多くの使用実績があります。
- RESP-D,F3Tでは各社様向けのカスタマイズも承っております。独自に開発された工法・設計法をRESP-Dに組込み、限定された利用者にお使いいだくことも可能です。
特典
RESP-Dは、立体フレーム非線形動的静的解析プログラムRESP-F3Tの保守契約ユーザー様には無償提供(1ライセンス、保守料別)いたしております。RESP-F3Tも合わせてご覧ください。
オプション
- 杭応答変位法
杭応答変位法オプションがリリースされました。
また、RESP技術ブログでも詳細を紹介しております。 RESP技術ブログへ【RESP-D注目機能紹介】RESP-D 杭応答変位法オプションのご紹介