RESP-T FAQ エラー対応


FAQは実際のお問い合わせを元に作成しております。そのため、同様のお問い合わせ内容が複数存在する事がありますのでご了承ください。


解析を実行すると、エラーで止まります。
  1. タブを使っている→半角スペースに変更してください。
  2. 継続行にカンマを入れてください。
  3. グループコマンドで定義されていない性能名がある。
  4. 第2、第3剛性低下倍率が0以下になっている。
  5. 全角ブランクが入っている→半角にしてください。

解析を実行すると、エラーで止まります。
波形ファイルで定義されているデータよりも長い解析時間を指定しています。計算データを波形データの範囲内で指定してください。

解析が流れません。また、エラーも表示されません。
以下の点の確認と修正をお願いします。
  1. 曲げ耐力、剛性低下倍率が0.0になっている箇所があります。
  2. 未使用の荷重ケース(*REFR)があります。コメント行、または削除してください。

断面主軸の傾き(CANG)の入力単位を教えてください。
ラジアンです。

解析を実行すると、エラーは出ませんが、異常終了します。
ばねの+側の耐力は、+で、−側の耐力は-の値で記述する必要があります。負側の剛性低下倍率は、正の値で入力します。耐力だけ、マイナスです。

解析を実行すると、エラーで止まります。
80カラム以降のデータは無視されます。その際に無視された箇所はつじつまが合わなくなった時点でエラーになります。

解析を実行すると、エラーで止まります。
  • 物件名(*STTL)
    物件名は英数半角で8文字までです。空白(スペース)は使用できません。先頭文字は英字のみで、数値は使えません。
    例)
    *STTL    'a263K03K'
  • 変位拘束自由度への質量、荷重
    変位拘束自由度(*NODEのBOUDにて「4」)への荷重や質量の配置はできません。主側の自由度に集中させてください。
  • 出力指定の継続行
    出力指定の終了位置が継続行となっている場合、出力されない場合があります。コメント行とした場合、継続行が残っていないか注意してください。

解析中に 、
#### CROSSED STRESS=0.0 !! 1
というメッセージが出て中断してしまいます。
このメッセージは、負勾配を指定した履歴において「荷重0.0(=X軸)」と交差した場合に出力されるメッセージです。これは、X軸と交差した時の履歴側が存在しないため、制御ができず解析を途中終了しなければならないため出力しています。そこまでの結果は正常に出力されます。したがって、負勾配の履歴を利用する場合は、X軸と交差するまでしか解けません。

節点番号 1357 でX方向のエラーです。 X方向を固定すると流れるのですが。
データのあるフォルダーに、「結果ファイル名」.er1というファイルがあります。 エラーログは、それを御参照ください。
それによると、
### EIGEN ANALYSIS
   NODE DIR :         1374           1
	CORD    :    1185.00000000000       0.000000000000000E+000
13947.5
### APPLICATION NAME:  RESP-T(PRE) DATE:              TIME:         ###
  FUNC:         LEVEL:E   STATUS:01030006-E   EXEC.I.D.:000001
### APPLICATION NAME:  RESP-T(PRE) DATE:              TIME:         ###
  FUNC:         LEVEL:E   STATUS:01030006-E   EXEC.I.D.:000001
   NOTE:
ERROR IN LDU-DECOMPOSITION.ERROR IN LDU-DECOMPOSITION.
  FUNCTION CALLING HISTORY:
		NUMBER    FUNCTION NAMES.
とありますので、節点座標
1185.00000000000       0.000000000000000E+000   13947.5000000000
   NODE DIR :         1374           1
方向 1...X の自由度まわりで固有値解析ができなくなっています。 その節点まわりの接続情報等を確認するか高次のモードで解けていない場合、次数を下げるなどの方法で現象を把握する必要がります。

次のようなエラーが出ます。
------------------------------------------------------
 DIVB :          63WARNING!
  REACHED CRACK AT INITIAL STRESS (TAKEDA M-N)
 ERROR IN MAKING STIFNESS MATRIX            9
上記のメッセージのDIVBの後の数字(上記では63)は、要素内番号で、材軸直行分割材の要素定義した順番の通し番号を指します(すなわち、上記では、63番目に定義された番号)。
番号から、該当する要素の初期モーメントの確認が必要かと思います。

下記のエラーメッセージはどのような時に出るのでしょうか?
------------------------------------------------------
MAX### STEP 3200 TIME    6.4000
 TYPE 2 ICNT OVER           67           2           0
  -5232626153.59032
復元力特性の制御にて、あるタイミングで釣り合い点を求められずに振動している時に表示されます。 この場合、荷重倍率(変位倍率)を変更することで対処します。 解析中のイテレーションを「しない(ITER 0)」にして、荷重および変位倍率を細かくしてみてください。
この場合、解析モデルに影響が無い程度に、要素のスケルトンデータを変更して、 制御のタイミングを変えることが最も早い解決策と考えます。 もしも軸力相関や2軸曲げを利用していらっしゃれば、相関曲線を変えることも考えられます。

次のエラーメッセージの意味を教えて下さい。
------------------------------------------------------
 TZS000 ERROR 4 KS=         205
                D =  0.000000000000000E+000
                SEPS=  6.304000000000000E-010
 NOD DIR=          43           4
    CORD=   114.550003051758        82.8499984741211
   270.00000000
「内部節点番号43の方向4(=TX)の剛性が小さすぎる」ことを示しています。ここで、内部節点番号とは、ユーザーが決めた節点番号をプログラム内で再配置したものですので、変換テーブルを参照してユーザー節点番号を調べます。

固有値解析、静的解析(荷重増分法)、動的解析(直接積分法)で解析を行ったのですが、解析が途中でストップしてしまいます。エラー情報も何も出なくなってしまいました。
エラーファイル「*.ER1」にはご指摘のとおり、何も出ませんでした。データの存在するフォルダに「CHKPRT.log」というファイルが存在します。これを見ますと、「MEMORY LACK」という記述があったため、データ変換部にてメモリ領域の不足があるようです。現在の解析モデルの規模が大きいようですので、メモリ領域の大きなモジュールを使用してください。「C:\RESP-T\DLL\readme.pdf」を参考にして下さい。

バージョン4.0で解析できたモデルが、バージョン4.1ではエラーになりました。
Ver4.1では、固有値解析のプロジェクションサイズを2をデフォルトにしております。以前のVer4.0では、プロジェクションサイズを16としておりました。*TOLE PSIZ 16
をデータに追加することで、解決できます。

RESP-T POSTで処理でエラーが出ます。
結果ファイル名指定**RESULTFILEONで使う文字に制約があるようです。'-'を数値の間に使うと文字解釈で連続数値指定解釈されてしまいます。結果ファイルを'Ka-0-X'のように変更することで回避できます。