製品情報 - 仕様

解析機能

項目 適用 備考
初期応力状態作成 初期の釣り合い状態の解析
  • 固定荷重として節点荷重、部材荷重、温度荷重、テンション材の初期導入張力を静的に作用させる
静的解析 制御法:
荷重増分
変位増分
弧長増分
強制変位
  • 材料非線形(弾塑性)および幾何学的非線形(大変形)の考慮が可能
  • 節点荷重、部材中間荷重及び温度荷重の入力も可能
  • 荷重増分と強制変位の同時作用が可能
固有値解析 固有周期
固有振動モードの計算
  • サブスペース法により各次の固有周期、固有振動モードを計算
動的解析 解法:
モード合成法
直接積分法
  • モード合成法は線形(弾性)解析のみ
  • 直接積分法では材料非線形(弾塑性)および幾何学的非線形(大変形)を考慮した解析が可能
  • 単一または多点での地震波または加振力の入力が可能
座屈固有値解析 座屈荷重倍率と
座屈モードの計算
  • 初期応力状態作成で評価された幾何剛性(初期応力)マトリクスを用いて固有値解析を行い、座屈荷重倍率と座屈モードを計算

要素

要素種別 備考
トラス要素
  • 2点間を結合する3次元線材要素
  • テンション材の指定も可能
ビーム要素
  • 2点間を結合する3次元線材要素
  • 剛域の考慮、材端M-θ関係
  • 応力相関M-N、M-M、M-M-Nインタラクションの考慮が可能
バネ要素
  • 2点自由度間の剛性(相対バネ)または1点自由度の剛性(絶対バネ)を設定する要素
  • 免震復元力特性などの設定が可能
剛域付き
4点支持バネ要素
  • 上下端に剛ビームが接続され、かつ剛域を有する4点間を結合する3次元の要素
剛域付き
2点支持バネ要素
  • 剛域を有する2点間を結合する3次元の要素
MSS要素
  • X-Y方向に関する複数のせん断バネ要素とZ方向の1つの軸方向バネ要素を組み合わせた要素
  • 免震装置等の設定に用いられる
メンブレン平面要素
  • 3点または4点を結合する3次元の面要素
材軸直交分割要素
  • 2点間を結合する3次元線材要素
  • 内部的に材軸と直交方向に要素分割を行う(区間分割、断面分割)
  • 剛域の考慮、M-φ関係
  • M-N、M-M応力相関の考慮が可能
減衰要素
  • 2点自由度間の減衰(相対減衰)または1点自由度間の減衰(絶対減衰)を設定する要素
剛域付き
4点支持減衰要素
  • 上下端に剛ビームが接続され、かつ剛域を有する4点間を結合する3次元の要素
剛域付き
2点支持減衰要素
  • 剛域を有する2点間を結合する3次元の要素
マクスウェル要素
  • バネ-ダッシュポット直列要素

非線形特性

項目 復元力特性タイプ 適用・備考
復元力特性 逆行型 バイリニア、トリリニア
武田型 剛性低減トリリニア型
スリップ型 バイリニア、トリリニアの標準型
JR総研RC型 剛性低減型3折れ4勾配
JR総研SRC型 剛性低減型3折れ4勾配
辻モデル バイリニア
岡本型 剛性低減トリリニア型
D-Tri(電共研案)型 剛性低減トリリニア型
武藤型 剛性低減トリリニア型
標準型 バイリニア、トリリニア
深田型 剛性低減トリリニア型
原点指向型 バイリニア、トリリニア
最大点指向型 バイリニア、トリリニア
標準型 3折れ4勾配、最終勾配負可
原点指向型 3折れ4勾配、最終勾配負可
最大点指向型 3折れ4勾配、最終勾配負可
特殊復元力特性 D-Tri型 剛性低減トリリニア型
ひび割れ域剛性低減型 剛性低減トリリニア型
バイリニアスリップ型 バイリニア
D-Tri (電共研案)型 剛性低減トリリニア型
3次関数逆行型
歪み依存型バイリニア型 バイリニア
高減衰積層ゴム修正バイリニア型 バイリニア
Ramberg-Osgood (hardning考慮)型
(株)ブリジストン鉛入り積層ゴム型 バイリニア
東洋ゴム(株)HDR型修正バイリニア型 バイリニア
新日鐵(株)鋼棒ダンパー関数近似型
新日鐵(株)鋼棒ダンパーバイリニア型 バイリニア
5社共通仕様新LRB型
新日鐵U型ダンパー(関数定義式)型
ゴム支承トリリニア ハードニングトリリニア型