SeleS for Windows地震荷重設定システム
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GIS・豊富な地震情報
データベース -
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評価に必要な各種
計算機能が統合 -
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簡単な操作で断層の
把握が可能
SeleS for Windowsは、構造物の耐震設計のための地震荷重設定を支援するシステムです。
SeleSにはGIS・豊富な地震情報データベース・評価に必要な各種計算機能が統合されており、
簡単な操作で建設地点周辺の地震環境や、
建設地点に最も大きな被害を及ぼす可能性がある断層を把握することができます。
SeleSにより算出した任意地点での工学的基盤の応答スペクトルは、
ARTEQ for Windowsで模擬地震波作成する際の目標スペクトルとして設定できます。
概要
地図表示機能
国土交通省発行の国土数値情報行政区域データ(平成 19年)を基にした地図。
(世界測地系:JGD2000)
地図表示機能
被害地震データベース
- 理科年表・気象庁地震火山月報(防災編)を数値化
起震断層データベース
- 松田(1990)の起震断層データを数値化
断層モデルデータベース
地震本部の断層データ(J-SHIS 2018年版)・日本の地震断層パラメター・ハンドブック(鹿島出版会)の数値化、 任意の断層・断層モデルを登録・編集
計算機能
1. 最大値計算機能
- 建設地点周辺の地震および断層を検索し、距離減衰式※1から加速度・速度の最大振幅を計算
※1 距離減衰式は司・翠 川(1999)、ダム式(周期 0.02 秒)など20式から選択。
2. 再現期待値計算機能
- 被害地震DBより建設地点での地震動の再現期待値を計算
- 回帰式はGumbel 分布・Fréchet 分布・Weibull 分布・上下限を有する分布関数の4式から選択
- 距離減衰式は司・翠川(1999)など18式から選択
- 結果は2重指数関数グラフに表示
3. 応答スペクトル計算機能
- 点震源・線震源は大崎法などの5手法から選択
- 断層面は距離減衰式(ダム式)※2 および安中・他(1997)の距離減衰式から選択
- 結果は3軸図・加速度応答スペクトル図・速度応答スペクトル図に表示 (建築基準法告示 1461号・道路橋示方書、・ダムの耐震照査の下限加速度応答スペクトルとの重ね描きが可能)
※2 大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案)で、フル機能版、ダムオプション機能版で利用可能。
4. 翠川・小林手法による応答スペクトル計算機能
- 断層モデルを考慮した翠川・小林手法により応答スペクトルを計算
- 地震基盤への斜め入射(Haskell 法)による解放工学基盤面の応答スペクトルの評価も可能
- 1面のみだけでなく、複数の断層面(最大5面)が破壊した際の応答スペクトル評価も可能
- 断層モデルは VRML 2.0 表示用のプラグインソフトCortona3D Viewerにより三次元表示が可能
動作環境
対応OS | Windows10 ※日本語版
※Windows 10 64bit 版 Pro のみ動作を確認しております。 |
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CPU | 対応 OS が正常に動作するCPU |
必要メモリ | 対応 OS が正常に動作する容量以上(Windows10 :2GB 以上を推奨) |
必要ディスク | 100MB 以上(インストール時) |
断層モデル表示 | VRML2.0表示用のプラグインソフトとしてParallelGraphics 社のCortona3D Viewer、およびCortona3D Viewerが動作保証するブラウザを有する環境下においてのみ動作保証 |
その他 | ・PCのUSBポートにセキュリティデバイスの接続が必要 あるいは ・インターネットへの接続が必要 |
販売価格
ラインアップ | 基本機能 | 応答スペクトル評価機能 | 販売価格(税抜) | |
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翠川・小林手法 | ダム式 | |||
フル機能版 | ¥2,100,000 | |||
翠川・小林手法オプション版 | ¥1,800,000 | |||
ダムオプション版 | ¥1,800,000 |