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構造計画研究所 RESP ニュース Vol.109 2018/6/15
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[ 目次 ]―――――――――――――――――――――――――――――――
1.各種パッケージのお知らせ
2.技術トピック
3.あとがき
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各種パッケージのお知らせ
◆◇◆ RESP-D ◆◇◆
近日中に公開予定の機能追加について以下に示します。
【操作】
・層の最大応答値テーブルのクリップボードコピー機能に対応しました 。
・環境設定が一部の環境において保存されない問題を解消しました。
【解析モデル】
・鉛直方向の基礎ばね、ダッシュポットを有する立体振動解析に対応しました。
【断面検定】
・水平ブレースの断面検定に対応しました。
【出力】
・任意節点間層間変位集計機能に対応しました 。
◆◇◆ BimClip ◆◇◆
業務においてこんな課題を感じたことはないでしょうか。
・研究会活動において、複数の会社間のファイルのやりとりが煩雑。
・メーリングリストによる情報共有、議論が非効率だと感じる。
・社内の技術共有、技術承継に問題を感じる。
当社ではこれらの課題を解決するため、Webグループウェア「BimClip」を開発
しました。BIMの名を冠していますが、現時点ではBIMの機能よりもコミュニケ
ーション基盤としての役割が主となっています。BimClipは学習コストが限り
なく小さいシンプルなグループウェアとなっており、すぐ使い始められ、続け
られるツールとして現在約60社、述べ約400名のユーザー様にご利用いただいて
おります。
デモサイトでの操作もお試しいただけます。
詳細はBimClip製品ページをご覧ください
BimClip製品HPはこちら
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技術トピック
◆◇◆ 静的荷重増分解析で免震支承材の引き抜き検討を行う ◆◇◆
質点系振動解析による設計を行う場合、免震支承材の引き抜き検討は静的荷重
増分解析結果の軸力を用います。その際、引き抜きが厳しい支承材については
引張非線形を考慮して支承材に作用する引張力を低減させたい場合があります。
通常の引き抜き検討においては水平動と上下動による軸力を応力重ね合わせす
ることで検討を行いますが、引張非線形を考慮する場合には単純な応力重ね合
わせで評価を行うことができません。
RESP-Dにおいて、静的荷重増分解析を用いて面圧検討する場合に、上下動係数
による影響を考慮して評価する方法を示します。
続きはこちら(RESP-Dならできる50のことに移動します)
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あとがき(RESP担当者近況)
スマートフォンが普及してからというものどこかに電車で行くことがあれば必
ず乗り換え案内のアプリで確認してから電車の時刻や一番早いルートを探す習
慣となりました。
しかし、近頃アプリに頼りすぎた弊害か電車の到着が遅れていたときや、一本
早い電車が来たからと行き先も見ずに乗ってしまうことも多く、ここ一ヶ月で
2回も痛い目をみました。
様々な便利アプリがある時代となりましたが、やはり「人」の判断をおろそか
にしてはいけないなと再認識しました。
RESPのサポートについてもその意識をもって取り組みたいと思います。(Y.Y)
六本木ヒルズの森美術館の15周年記念展として、「建築の日本展:その遺伝子
のもたらすもの」が開催されています。
当初はゴールデンウィーク中に行こうと意気込んでいたのですが、休みに入っ
た途端に38℃の発熱…。連休中は終日病床に伏せていました。それから1ヶ月
ほど経ち、今月やっと行く事ができました。
美術館には、千利休の待庵の1/1スケールの模型や貴重な建築資料がありまし
た。400点以上の展示物は一つ一つにボリュームがあり、予定を越えて3時間程
度滞在していました。全て見終わったときには、疲労を感じつつも充実感に満
たされていました。
この展示は9/17(月)まで開催しているので、展示物の知識を増やしてからもう
一度行ってみようと思っています。
建築系ならではの三スケ割もあるので、ご興味がある方は是非とも足を運んで
みてください。(K.S.)
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RESP ニュース
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〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
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