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構造計画研究所 RESP ニュース Vol.105 2018/2/15
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[ 目次 ]――――――――――――――――――――――――――――――
1.各種パッケージからのお知らせ
2.制振検討入門セミナー開催のお知らせ
3.技術トピック ~免震層の歪みレベルに応じた固有値を計算したい~
4.あとがき
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◆◇◆ RESP-D ◆◇◆
近日公開予定の機能のご紹介です。
・大梁の自動分割一括配置機能
・重心位置の最大応答値を画面上で表形式で確認する機能
・引き抜き検討用に免震支承材の長期軸力に倍率を考慮する機能
・SRC柱充填コンクリート部の材料個別指定機能
・部材ごとの剛性比例減衰用周期指定機能
・計算書出力において、フレームごとの最大塑性率にマークを付ける機能
上記はユーザー様からのご要望を元に機能追加しております。
今後も出来る限り機能追加要望を反映していく所存ですので、ご意見・ご要望
をお聞かせいただけると幸いです。
ご意見・ご要望は下記のRESPサポートまでお願い致します。
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制振検討入門セミナー
本セミナーでは鉄骨造の建物を対象として、モデルを作成しながら、制振建物
の構造解析について基本からご説明致します。
実際にモデルを作成することで、留意点など実務を行う上で必要となるポイン
トをわかりやすく解説します。
日 時:平成30年3月20日(火)13:30 ~ 16:30
場 所:(株)構造計画研究所 本所新館
受講料:無料
主 催:建築構造工学部
ご興味のある方はどなたでもご参加いただけます。是非ご受講ください。
お申込みはこちら
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技術トピック
◆◇◆ 免震層の歪みレベルに応じた固有値を計算したい ◆◇◆
免震建物の設計においては、「いかに固有周期を長周期化するか」という点が
ひとつの重要な点になります。一方で免震層においては減衰性能も確保する必
要があります。そのため、鉛ダンパー(または鉛プラグ挿入型積層ゴム)や鋼
材ダンパーを配置して履歴減衰でエネルギー吸収させます。
免震構造においては、天然ゴム系積層ゴムのような弾性の支承材のみで免震層
を構成しない限りは免震層の歪みに応じて剛性が変化します。そして、固有周
期も歪みに応じて変化することになります。
したがって、免震建物では
「どの程度の歪みにおいてどの程度の固有周期(等価周期)になるか」
を把握する事が必要になります。
RESP-Dでの免震層変位量に応じた固有周期の確認方法をご紹介致します。
詳しくはこちら RESP HP RESP-Dならできる50のこと
→No.8 免震層の歪みレベルに応じた固有値を計算したい
[5]――――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき(RESP担当者近況)
最近、韓国は一昨年10月に発生したM5.8の地震に続けて昨年11月にまたM5.4規
模の地震が発生した。もはや韓国も地震安全国ではなくなったようだ。その影
響で韓国にも耐震安全性評価がこれから本格的に必要となり、RESPの使い道も
ありそうな気がする。これから地震国の日本での豊かな実績を持って多方面へ
の進出を考えることになるだろう。
(H.K.)
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RESP ニュース
発信:株式会社 構造計画研究所 建築構造工学部
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
TEL:03-5342-1123 FAX:03-5342-1234
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