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構造計画研究所 RESP ニュース Vol.99 2017/4/19
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[ 目次 ]――――――――――――――――――――――――――――――
1.各種パッケージのお知らせ
2.RESP-D入門セミナー開催のお知らせ
3.技術トピック ~質量比例減衰,剛性比例減衰,レーリー減衰~
4.あとがき
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各種パッケージのお知らせ
◆◇◆ ゴールデンウィーク中のサポート窓口営業時間のお知らせ ◆◇◆
構造計画研究所 建築構造工学部 RESPサポート窓口は、下記の日程で休業させ
ていただきます。なお、期間中にいただきましたFAX・Mailは、休み明けの対
応とさせていただきます。ご不便をおかけし大変恐縮ですが、よろしくお願い
いたします。
2017年4月29日(土)~2017年5月7日(日)
◆◇◆ RESP-D ◆◇◆
[最近の機能追加 Ver.2.14.0.0~2.16.0.0]
最近の主な機能追加について列記します。
❑免震・制震部材
・株式会社コンステックのCSTダンパーを追加しました。
・オイレス工業弾性すべり支承を追加しました。
・新日鉄住金エンジニアリング 球面すべり支承NS-SSBに対応しました。
・昭和電線デバイステクノロジー株式会社の弾性すべり支承追加しました。
・株式会社ビービーエムの弾性すべり支承追加しました。
❑設計補助機能
・波形定義ダイアログの応答スペクトル計算で減衰定数を指定可能にしました。
・柱に個別に長期軸力を負担させないスイッチを追加しました。
・材料ごとの信頼強度、上限強度設定に対応しました。
・支点バネの塑性率図に対応しました。
・終局検定時軸力比図を追加しました。
・ブレース型ダンパーの応力、変位、速度CSV出力に対応しました。
・水平ブレースの耐力直接入力機能に対応しました。
❑入力画面
・鉄骨柱、鉄骨大梁リストをリプレースしました。
◆◇◆ Quick-RESP ◆◇◆
「Quick-RESP」は、お手元の既存の構造データをコンバートして、簡易に立体
振動解析のアニメーション作成や最大応答値の確認を行う製品です。
直近のバージョンアップ(Ver.1.3.0.0)では、SuperBuild/SS3(ユニオンシス
テム株式会社)CSVファイル変換の対応部材の追加、変換精度の向上を行って
おります。
また、Quick-RESPの詳しい製品情報、試供版の申し込みは、下記のHPよりご覧
いただけます。
Quick-RESPホームページはこちら
今後ともQuick-RESPをよろしくお願い致します。
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セミナー開催のお知らせ
❑【RESP-D入門セミナー】
RESP-Dの基本入力と機能を学べるセミナーです。
解説だけでなく、1人1台のパソコンを用いて実際に簡単な例題を行います。
短時間で基本入力、機能をご理解いただける内容となっております。
日 時:平成29年4月25日(火)13:30 ~ 16:30
場 所:(株)構造計画研究所 本所新館
受講料:無料
主 催:建築構造工学部
※残席少なくなっております。
RESP-D入門セミナー申込
5月6月にもセミナー開催予定です。詳細は随時HPで公開致します。
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技術トピック
◆◇◆ 質量比例減衰,剛性比例減衰,レーリー減衰 ◆◇◆
建築構造解析では慣例的に剛性比例減衰がよく用いられるため その他の減衰
についてあまり着目されません。 しかしながら、高次モードの影響が大きい
と判断される場合には レーリー減衰を採用する場合もあります。
減衰を議論する際には専ら減衰定数だけが注目されますが, 実は減衰タイプに
よって減衰マトリクスの形や対象とする 固有周期以外の周期帯に対する減衰
評価が異なるなど, 注意すべき点がいくつかあります。 そこで今回は質量比
例減衰, レーリー減衰を例に取り, 剛性比例減衰との違いを示していきます。
続きはこちら(RESP HP)
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あとがき(RESP担当者近況)
この4月から子供が近くの保育園に通い始めました。まだ慣らし保育の段階で
すが、風邪を引いてしまったため計画した8日間に対して4日間しか通園でき
ておらず早くも壁に突き当たった感があります。先ずは滞在2時間から始め、
お昼まで、おやつまで、終日といった風に段階を踏みながら次のステップにい
くのですが最初の2時間の壁で躓いてしまいました。再来週からはいよいよ終
日とする予定なので、来週頑張らないといけないと考えています。(K.Y.)
週末は大変でした。夜に子供が産まれて初めて高熱を出し、病院の夜間診療に
駆け込みました。待合室は、子供達や高齢の方、パーティードレスの方まで、
沢山の患者さんが待機して居ました。夜間にも関わらず丁寧に診察して頂き、
有難かったです。大変な時に頼れる存在に、安心感を得ました。RESPチームも
、プログラムや解析に関する事は勿論、多くのユーザー様がお困りの時に頼っ
て頂ける存在になりたいと思いました。(H.M.)
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RESP ニュース
発信:株式会社 構造計画研究所 建築構造工学部
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
mail:連絡先 TEL:03-5342-1123 FAX:03-5342-1234
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