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RESP&Bird-21 ニュース Vol.39

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.39 2006/6/29
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.建築基準法の一部改正、用語「プログラム」に注目
 2.弾塑性振動解析・免震構造 実習セミナー開催のご紹介
 3.設計用模擬地震サンプル波形「SampleWave2006s」バージョンアップ
 4.Windows XP サービスパック2のセキュリティ機能強化について
 5.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)


[ 1 ]???????????????????????????????
建築基準法の一部改正、用語「プログラム」に注目

平成18年6月21日に、建築基準法の一部改正が行われ、「プログラム」
という用語を盛り込んだ内容が公布されました。

RESP&Bird?21のユーザの皆様に最も関係の深い個所としては、
「高さが六十メートルを越える建築物   当該建築物の安全上必要な構造
方法に関して政令で定める技術的基準に適合するものであること。この場合
において、その構造方法は、荷重及び外力によって建築物の各部分に連続的
に生ずる力及び変形を把握することその他の政令で定める基準に従った構造
計算によって安全性が確かめられたものとして国土交通大臣の認定を受けた
ものであること。」と記載されています。

文中の「建築物の各部分に連続的に生ずる…」というのは、時刻歴応答解析
を実施することを想定されているものと思われます。

一方、高さが六十メートル以下の建築物の場合には、「当該建築物の安全上
必要な構造方法に関して政令で定める技術的基準に適合すること。この場合
において、その構造方法は、地震力によって建築物の地上部分の各階に生ず
る水平方向の変形を把握すること、その他の政令で定める基準に従った構造
計算で、国土交通大臣が定めた方法によるもの又は国土交通大臣の認定を受
けたプログラムによるものによって確かめられる安全性を有すること。」の
ように、「プログラム」という用語ェ用いられています。

実際に、この「プログラム」がどのように扱われるかは、告示・施行令が出
ていない現状では予想できませんが、手計算のみを前提とした従来の構造設
計から、プログラムによる設計を含めた現実的な内容になる方向性がうかが
えます。


[ 2 ]???????????????????????????????
弾塑性振動解析・免震構造 実習セミナー開催のご紹介

厚生労働省所管の技術研修施設である高度ポリテクセンター(URL下記)に
おいて、2日間に渡る実習形式のセミナーを開催いたします。
弊社講師が、基礎理論から実務解析までを解説し、RESP&Bird-21シリーズを
使用して数値解析を体験していただく、実習形式の有料セミナーです。
詳しくは、下記の高度ポリテクセンターのウェブページをご参照ください。

 独立行政法人 雇用・能力開発機構(高度ポリテクセンター)
    http://www.apc.ehdo.go.jp/
    場所:海浜幕張公園の隣(駅を挟んで幕張メッセの反対側)

 「免震構造の設計と解析」
  開催日:2006/7/20(木曜)?7/21(金曜)
    http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/jyohousub_out/seminaannai/
ICW01A01.asp?series=115&kei=3&course=31314&nendo=2006
 「建築構造物の弾塑性地震応答解析」
  開催日:2006/8/3(木曜)?8/4(金曜)
    http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/jyohousub_out/seminaannai/
ICW01A01.asp?series=115&kei=3&course=31312&nendo=2006


[ 3 ]???????????????????????????????
設計用模擬地震サンプル波形「SampleWave2006s」バージョンアップ

設計ルート「時刻歴応答解析等の高度な構造計算」では、構造物のモデル化
や、解析手法の選択が重要な要素となるのは言うまでもありませんが、見過
ごされがちながら重要な要素として、設計用入力地震動波形が挙げられます。

古くは、エルセントロ波に代表される有名な地表面の観測波形を、そのまま
用いていましたが、現在では地震災害に対する理解が深まり、模擬波形の採
用が主体となっております。
しかし、模擬波形の作成では、適正な周波数特性を与えるために、表層地盤
の影響を考慮することを前提としており、地盤調査が済むまで設計用模擬地
震波形が作成できないことになってしまいます。
これでは作業性が悪く、安直に使えたエルセントロ波の方が便利で良かった
という意見を耳にすることがあります。

そこで、RESP&Bird-21グループでは、代表的な地盤増幅を考慮した設計用模
擬地震動波形を昨年末から提供しておりましたが、新たに重要な波形をいく
つか追加し、より便利になった「SampleWave2006s.dat」を作成し、手軽に
基本検討に使っていただけるように準備いたしました。
本ファイルは、既存の観測波形に加え、最近の観測波形、鉛直成分や各種模
擬波形などの追加波形が含まれております。
RESP-M/II の保守契約ユーザ様であれば、下記ダウンロードページにて入手
できるように準備を整えています。ぜひ、お試しください。

    http://www4.kke.co.jp/resp/support/download/index.html


[ 4 ]???????????????????????????????
Windows XP サービスパック2のセキュリティ機能強化について

Microsoft Windows XP Service Pack 2 のセキュリティー強化機能として、
データ実行防止機能「Data Execution Prevention:DEP」が搭載されました。
この機能は、コンピューターウィルスの活動を防止する目的で、プログラム
間の実行制御の移り変わり時に、プログラム間のメモリー引渡しの方法を厳
密にチェックする機能です。 

現在出荷されている大多数のパソコンでは、上記DEP機能は無効に設定さ
れていますが、最近の企業向けの機種では、出荷時の設定にてDEPが有効
になっている場合があります。
また、会社のセキュリティー規則が改正されて、DEPを有効にすることに
なったという例もあると思います。

現在のパソコン版RESPでは、計算実行ボタンが押された場合に計算プロ
グラムに実行制御が移りますが、この際にこのDEPによる厳密なチェック
が行われ、不正プログラムであると判定されることがあります。
その場合には画面にメッセージが表示され、計算実行ができなくなります。 

このような場合には、下記の頁に示す設定を行うことによって、DEP機能
を回避することが可能です。

    http://www4.kke.co.jp/resp/info/007.html

次期バージョンのRESPからは、このようなセキュリティー上の問題が生
じないように改良する予定でおります。それまでに問題が生じた場合には、
ご面倒でも上記の設定を行っていただけるよう、お願い申し上げます。


[ 5 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

◆先週は、さんざんな1週間でした。日曜夜、サッカー(対クロアチア戦)
では、0?0の引き分け。月曜朝、会社のパソコンは壊れて使えなくなる。
金曜朝4時に起きてサッカー(対ブラジル戦)では1?4の負けで、決勝
トーナメントへの進出はできないし。眠いし。 早く、梅雨明けになって、
すっきりした気分になりたい。                 (S)
◆久々に晴れた先週末、鎌倉へあじさいを見に行きました。明月院は「あじ
さい寺」と呼ばれるだけあって、きれいに咲いたいろんな種類のあじさいを
十分に楽しめました。最近、四季折々の花を見に行くのがマイブームです。
夏には、畑一面に咲くひまわりを見に行きたいです。       (ひ)


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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      mail:連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
                     http://www.kke.co.jp/resp/
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[ 弊社個人情報保護指針 ]??????????????????????
http://www.kke.co.jp/policy/privacy.html

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