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お知らせ

Microsoft Windows XP Service Pack 2 セキュリティー強化機能「データ実行防止機能 DEP」による計算実行障害について

Microsoft Windows XP Service Pack 2 セキュリティー強化機能として、データ実行防止機能「Data Execution Prevention = DEP」が搭載されました。 本機能は、コンピューターウィルスの活動を防止する目的で、プログラム間の実行制御の移り変わり時に、メモリー利用の方法を厳密にチェックする機能です。

現在のバージョンのRESPでは、計算実行ボタンが押された場合に計算プログラムに実行制御が移りますが、この際にこのDEPによる厳密なチェックが行われ、不正判定されることがあります。 その場合には実行画面に次のようなメッセージが表示され、計算できなくなります。

「モジュール'respf3c.exe'のアドレス0045B54Bでアドレス0045B54Bに対する書き込み違反がおきました。」

最近の企業向けのPC機種では、出荷時の設定にてDEPが有効になっている場合があります。 また、会社のセキュリティー規則によって、DEPを有効にすることになったという例もあると思います。 この場合には、下記のような設定を行うことによって、上記機能(DEP)を回避することが可能です。 お手数をお掛けしますが、下記のシステム設定を行ってください。 次期RESPバージョンからは、問題が生じないように改変する予定でおります(現在、RESP-M3が対応済となっています)。

設定手順

1.Windowsの「コントロール パネル」から、「パフォーマンスとメンテナンス」を開きます。
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2.「パフォーマンスとメンテナンス」画面で、「システム」を開きます。
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3.「システムのプロパティ」画面で、「詳細設定」タブを選択して、「パフォー マンス」の設定ボタンを選択します。
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4.「パフォーマンス オプション」画面で、「データ実行防止」タブをを選択します。

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DEPの対象をWindowsのシステムに絞る場合には、上の選択肢「重要なWindowsのプログラムおよびサービスについてのみ有効にする」を選択します。 「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについて DEP を有効にする」を選択した場合には、「追加」ボタンを押して、RESPシリーズのexeファイルを追加します。

例)

RESP-F3の場合
C:\Program Files\KKE\RESP\PROGRAM\respf3c.exe

RESP-M/IIの場合
C:\Program Files\KKE\RESP\PROGRAM\respm2c.exe

5.システムを再起動します。

これで「データ実行防止機能 DEP」を回避することが可能です。

参考サイト

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