RESP-D 免震設計機能紹介
免震装置の符号定義
免震装置の配置検討
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RESP-Dの免震構造設計機能紹介(配置検討)
RESP-Dでは符号登録した免震装置を符号ごとに色分け表示しながら配置検討できるグラフィカルなインターフェースを備えています。
また、長期軸力から自動選定配置機能、配置変更に対するリアルタイムの偏心率計算表示機能など
設計者が効率的な配置検討を行うための各種機能を盛り込みました。
復元力特性の作成
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RESP-Dの免震構造設計機能紹介(復元力特性)
RESP-Dでは立体振動解析、質点振動解析を一つのモデルデータから行うことができます。
質点の解析では荷重増分解析から振動解析用の復元力特性を簡単な設定で自動作成することができます。
モデル化手法は
・等価せん断モデル
・等価曲げせん断モデル
・曲げせん断分離モデル
から選び、復元力を簡単にかつきめ細かく生成ルールを指定でき、Q-δ曲線と生成した復元力特性の
フィッティング状況も同一画面でリアルタイムに確認することができます。
また、必要によっては復元力特性は直接入力で任意の形状を入力することもできるため、様々な状況に応用できます。
その他高度な機能として、多剛床によるマルチタワー解析、免震装置部分のみ平面的に配置したモデルによるねじれ
応答解析、質点と立体アウトフレームを繋ぐ部分立体解析などにも対応しています。
解析ケースの設定
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RESP-Dの免震構造設計機能紹介(解析ケース)
波形定義やケース設定を立体解析と質点解析で共用して定義することができます。
免震装置は特性変動ばらつきを指定することができ、自動でばらつきの上限、標準、下限の組合せで行うことができます。
また、大規模建物向けの機能として位相差入力機能があり、入射角やVsの設定で自動で位相差解析を行うことができます。
出力機能としては各節点や柱梁部材、免制振装置の各時刻歴応答の指定出力、任意ケースの最大応答グラフ重ね合わせ表示
など様々な設計者サポート機能を充実させています。