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RESP ニュース Vol.84

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構造計画研究所 RESP ニュース Vol.84 2013/7/19
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[ 目次 ]――――――――――――――――――――――――――――――
 1.今後のメルマガ配信について
 2.セミナー開催情報(7月・8月)
 3.RESP-Dバージョンアップ情報
 4.ウェブライセンス方式への対応の予定
 5.あとがき(RESP担当者近況)


[1]―――――――――――――――――――――――――――――――
今後のメルマガ配信について

本メールは、構造計画研究所RESPシリーズの最新情報をお伝えするメー
ルニュースとして、RESPシリーズを御導入していただいている企業の担
当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技術指導をしてい
ただいた方を対象に発信してまいりました。
技術情報の提供の観点から、本人承諾を省略して発行しておりましたが、昨
今の個人情報管理の厳密化の流れに合わせ、本メルマガ配信に関して再度の
意思確認を行うことにいたしました。
今後もメルマガの配信をご希望される方は下記のURLより配信登録の手続
きを行ってください。今後とも皆様に愛されるメルマガを配信していきます
ので、どうぞよろしくお願い致します。

ご不明点などございましたらRESPサポート(連絡先)へお気軽に
お問合せください。

メルマガ配信登録URL
 https://kke.smartseminar.jp/public/seminar/view/871

なお、過去に直接メールにて配信依頼をされた方についても、改めて登録し
ていただくようお願い申し上げます。


[2]―――――――――――――――――――――――――――――――
セミナー開催情報(7月・8月)

『振動解析セミナー』 東京 2013年7月23日 14:00~17:00

振動解析を必要とする設計のおおまかな流れとコツを掴んでいただきます。
質点系のモデル化や免制震建物の立体振動解析のポイントをわかりやすく解
説します。

『RESP-D入門編』 東京 2013年8月22日 14:00~17:00

RESP-Dの基本入力と機能を学べるセミナーです。
解説だけでなく、1人1台のパソコンを用いて実際に簡単な例題を行います。
短時間で基本入力、機能をご理解いただける内容となっておりますので是非
ご受講ください。

 申し込みは、下記URLからお願いいたします。

 http://www4.kke.co.jp/resp/seminar/index.html


[3]―――――――――――――――――――――――――――――――
RESP-Dバージョンアップ情報

RESP-Dではこの1年、原則2週間に1度のバージョンアップを目標として
機能追加を行ってまいりました。
2012/7/6リリースのバージョン2.0.0.0から、2013/7/4リリースのバージョン
2.7.0.4までの間に計35回のリリースが行われています。
今回は振り返りとして、この1年に機能追加された代表的な機能について、
下記に概要をまとめます。

1.BIM構造用フォーマットST-Bridge対応
 日本の構造設計データ連携用の共通書式出力に一部対応しました。
 現在対応中の項目は、節点・柱・大梁の配置およびRC造・S造断面の
 出力です。未対応の項目についても順次対応していく予定です。

2.免震設計・計算書出力機能
 ここ1年間は免震設計機能の強化を一つの目標に掲げて機能追加を行って
 まいりました。
  (1) 免震部材の符号定義による配置(色分け機能付き)
  (2) 推奨長期軸力による最適装置自動選定機能
  (3) 免震建物の実効固有周期計算(例:基礎固定時、微小振幅時時、
    稀・極稀地震時)
  (4) 免震建物のひずみレベルに応じた偏心率計算(例:基礎固定時、
    微小振幅時時、稀・極稀地震時)
  (5) 免震部材の曲げ戻しモーメントを考慮した免震層の上下大梁の許容
    応力度検定
  (6) 免震部材の面圧検定
 これらの機能追加により、従来はエクセル等のツールを利用して行われる
 ことが多かった免震の設計検討が、ほとんどRESP-Dのみで行えるようにな
 りました。多くのセミナー参加者からも必要な機能が網羅されているとい
 うご評価をいただいております。
 現在では、中間層免震・柱頭免震・ツインタワー免震など、より複雑な免
 震構造物での実績が生まれています。

3.制振補強用機能
 制振補強に関連する機能追加もいくつか行ってまいりました。
 以下に一例を示します。
  (1) アウトフレーム型制補強にて、振既存建物を串団子モデル、補強架
    構を詳細モデルとして組み合わせた平面振動解析
    (2) 指定した補強部材を取り除いたモデルを作成するエクスポート機能
    既存建物と補強建物の比較を支援する機能です。
 制振建物の設計においては、建物の曲げ変形、架構内の柱および梁の回転、
 制振部材の偏在によるねじれなど串団子モデルでは考慮できない様々な現
 象を立体解析にて把握する必要があります。
 RESP-Dは、制震建物の立体解析を容易にしています。

ここで挙げた機能追加は一例ですが、この他にもユーザー様に要望された機
能を数多く追加しています。RESPはユーザーとともに進化するツールだと考
えておりますので、今後もご要望等ありましたらお気軽にご連絡ください。


[4]―――――――――――――――――――――――――――――――
ウェブライセンス方式への対応の予定

RESPプログラムの使用権は、個々のユーザ様と弊社との間で使用許諾契
約を結ぶことでユーザ様に譲渡されており、お互いの権利を明確にしていま
す。大型計算機時代から続くこの方法に加え、現在のパソコン版では契約書
の意図をより具体的に示すために、プログラムに利用ライセンス管理機構を
組み込んでいます。
利用ライセンス管理の方法としては、2種類(スタンドアロン型・ローカル
エリアネットワークLAN型)を提供してきました。どちらもUSBドング
ルを利用していることから、破損・故障によるご不便をかけることがあり、
LAN型では、構内ネットワーク機器やパソコンの構成が変化する際に接続
しなくなるようなご不便をかけることがありました。

そこで、より信頼性の高い方法として、新たにウェブライセンス方式を追加
することにいたしました(RESP-Dに関して8月下旬頃から提供開始予定)。
ウェブライセンス方式は、主にLAN方式の改良と考え、段階的にLAN方
式を置き換える予定で考えております。新規導入されるユーザ様、および、
方式の変更を希望されるユーザ様に提供していく予定でおります。希望され
る方は、弊社エンジニアリング営業部またはRESPユーザサポート係にご
連絡ください。


[5]―――――――――――――――――――――――――――――――
あとがき(担当者近況)

◆本メルマガの配信を開始した2004年当時は、ブログが急速に普及する最中
でした。ウェブサイトやネット掲示板中心の利用から、個人の時系列情報を
気軽に発信できる手段が普及し始めた頃です。Winnyに代表されるファイル
交換ソフトが物議を醸しだしたのもこの時代です。様々な問題があることが
認識され、ちょうど前年に個人情報保護法が成立しています。それから、約
10年が経ち、個人情報保護についてはより厳密な運用が迫られる状況に
なっています。ユーザ様に情報提供という素朴な発想で始まった本メルマガ
ですが、改めて読者の方の意思確認を行うことにいたしました。御面倒をお
掛けして恐縮ですが、配信登録を行っていただければと存じます。(Y)


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         発信:株式会社 構造計画研究所 建築構造工学部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      mail:連絡先  TEL:03-5342-1134  FAX:03-5342-1234
                     http://www.kke.co.jp/resp/
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