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RESP&Bird-21 ニュース Vol.70

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.70 2009/9/22
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月1回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.設計用入力地震動作成システム運用セミナー開催のお知らせ
 2.「KKE VISION 2009」開催のお知らせ
 3.長周期地震動予測地図2009年試作版が公開されました
 4.国交省 構造計算プログラムの結果のばらつき排除へ
 5.浜岡原発の地下構造調査を強化
 6.あとがき


[ 1 ]???????????????????????????????
設計用入力地震動作成システム運用セミナー開催のお知らせ

計算機の急激な発展に合わせて、高度な設計手法や構造解析手法が次々と普
及してまいりました。一方で、高度化する設計・解析とバランスを取る形で、
入力地震動の推定方法に関しても同様に高度化が求められています。
このたび、弊社が開発販売する設計用入力地震動関連の複数のシステムに関
して、基礎理論から応用事例までを紹介する有料セミナーを開催する運びと
なりました。皆様のスキルアップに活用していただければと思います。

 場所:構造計画研究所 新館地下1階 レクチャールーム
 日時:2009年10月14日(水曜)13:00から
 内容:以下のパッケージソフトウェアに関して、解析理論・計算手法・
    運用方法・運用上の留意事項・解析事例を紹介いたします。
     ① SeleS for Windows(地震荷重設定システム)
     ② ARTEQ for Windows(摸擬地震波作成プログラム)
     ③ k-SHAKE for Windows(成層地盤の地震応答解析プログラム)

    関連する新商品を、簡単にご紹介いたします。
     ④ (仮称)防災情報ナビシステム
     ⑤ k-HAZARD(地震ハザード評価プログラム)
     ⑥ RESP-D(時刻歴地震応答解析向け構造計算プログラム)

 費用:有料(ただし、①?③を本年4月以降に購入されたユーザ様、
    ①?③を保守契約中のユーザ様、アカデミックユーザ様は無料)
 定員:50名

 資料請求、申し込み方法など、詳しいお問い合わせは、本メールへの返信、
 または、下記の担当者にまでお願いいたします。
  防災ソリューション部 災害リスクマネジメント室 運用セミナー担当
  tech@kke.co.jp


[ 2 ]???????????????????????????????
KKEV2009開催のお知らせ

弊社主催のセミナー・展示会「KKE VISION」を下記の要領で開催いたします。
解析ソフトだけでない弊社を理解していただく絶好の機会だと思います。

  会  場:ANAインターコンチネンタルホテル東京
  日  時:2009年10月27日(火曜)
  基調講演:9:50?12:00

       工学で創る未来
       ?工学は社会をどうデザインしていくのか?
       東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻
       教授 大澤 幸生 氏

       東京大学 先端科学技術研究センター 数理創発システム分野
       教授 西成 活裕 氏

    社会が大きく変化し価値観が多様化していくなかで、成長の限界が
    現実味を増すこの21世紀。しかし人々が願うのはいつの時代も変
    わらず、豊かで平和な、多くの人々が幸せを感じられる社会ではな
    いでしょうか。そのためには願うだけではなく、「どういう社会を
    実現したいか」という“意思”を持ち、未来を積極的にデザインし
    ていくことが必要です。
    工学の分野でも、社会との関わりや人を中心に据えた研究の重要性
    が増し、分野を超えた学問融合や新しい学問分野の探求が行われて
    います。未来の豊かな社会を実現するために工学はどのように関わっ
    ていくのでしょうか。
    本講演では、工学と人を対象とし、学際的な視野で研究を進めてお
    られるお二人の先生をお招きし、これからの工学のあり方、人や社
    会との関わり方などについて、ご講演をいただきます。

  RESP&Bird-21のユーザ様に関連が深いセミナーを午後に開催予定です。

  トラックA 構造技術による Total Engineering Solution
    A-1 101階への挑戦「上海環球金融中心」
      ?中国の建設事情 その問題と解決?
       森ビル株式会社 都市開発事業本部 設計監理・技術部 部長
       萩野谷 昭二 氏

    A-2 風力発電の現状と将来展望
       東京大学大学院 工学系研究科 教授 石原 孟 氏

    A-3 制振住宅の現状と将来展望
       早稲田大学 創造理工学部建築学科 教授 曽田 五月也 氏

    A-4 世界初3次元免震システムの開発
       3次元免震をつくる会
         株式会社 構造計画研究所
         清水建設株式会社
         カヤバシステムマシナリー株式会社

  トラックB 広域自然災害を予想し、備える
    B-1 IT技術の進歩と計算力学
      ?防災・環境シミュレーションへの適用?
       中央大学 理工学部都市環境学科 教授 樫山 和男 氏

    B-2 粒子法を用いた地盤の破壊・流動解析
       筑波大学 システム情報工学研究科構造エネルギー工学専攻
       准教授 松島 亘志 氏

    B-3 「長周期地震動予測地図」最新情報
       東京大学 地震研究所 教授・地震火山災害部門主任
       纐纈 一起 氏

    B-4 静的解析を援用した建築物の地震応答評価法
       大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 教授
       倉本 洋 氏

  会場では展示も行っております。開発関係者がユーザ様と直接意見交換
  できる貴重な機会ですので、ぜひお立ち寄りいただければと思います。

  詳細・申し込みは、こちらへ
    http://www.event-info.com/kv2009/


[ 3 ]???????????????????????????????
長周期地震動予測地図2009年試作版が公開されました

地震調査研究推進本部から「長周期地震動予測地図2009年試作版」が、
ネット上に公開されました。
  http://www.jishin.go.jp/main/index.html

現在、文部科学省に設置される地震調査研究推進本部は、1995年に発生
した阪神・淡路大震災を受けて、内閣府に設置された特別機関として発足し
ました。
本試作版は、想定東海地震、東南海地震、及び宮城県ォ地震を対象として作
成されており、将来の様々な想定地震の長周期地震動を予測していくための
第一歩として位置づけられています。
本予測地図は、大規模地盤モデルの地震応答解析に基づいて作成されていま
すが、時刻歴波形データについては、現在のところ一般公開されていないよ
うです。今後、長周期物件の設計に当たっては、本試作版の情報は無視でき
ないと考えられます。

なお、KKEV2009トラックBにおいて、本予測地図の作成にあたり中
心的役割を果たされた纐纈先生から、最新情報に関する御講演を予定してお
ります。


[ 4 ]???????????????????????????????
国交省 構造計算プログラムの結果のばらつき排除へ

構造計算プログラムの大臣認定制度を進める中で、構造計算プログラム毎の
モデル化方法等の影響による計算結果のばらつきが大きいことが問題となっ
ているようです。今後、適用範囲を拡大した場合に、結果の妥当性の判断に
大きなコストが掛かるため、2010年度から結果のばらつきを少なくする
ための手法を検討する、と報じられています。
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=200909070401001


コンピュータ・プログラミングの世界で、昔は「求められる結果さえ出れば、
作り方は自主性に任せる」というスタイルが一般的でした。技巧的・芸術的
なプログラミングを称える傾向があり、トリッキーなもの、果ては独りよが
りなものまで、様々なプログラムが作られて来ました。
しかし、現在では、保守性・機能拡張性の観点から、設計・コーディングに
ついてパターン化され、標準準拠を強く求められるようになっています。

建築構造の歴史は、コンピュータ・プログラミングよりもはるかに長いです
が、保守・機能の拡張の頻度として見た場合には、近い状況にあるのではな
いでしょうか。手法が成熟してくると標準化へ、という道を辿るのは必然な
のかもしれません。


[ 5 ]???????????????????????????????
浜岡原発の地下構造調査を強化

前号でご紹介した、先月の駿河湾を震源とする地震の際に基礎での加速度に
大きなばらつきが見られた件について、地下構造調査を追加することが決定
したと報道されています。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009091690090551.html


[ 6 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

◆社会人としての生活が始まってもうすぐ半年になりますが、最近運動不足
を感じています。そのため、時々一駅手前で電車を降りて自宅まで歩いて帰
っています。長い距離ではないですが、商店街を歩いていると心が癒されま
す。これから涼しくなっていきますが、冬になっても続けることが目標です。
(K)
◆8月末の建築学会大会の直前あたりから涼しくなりかけていたのが、東京
に戻ったところ、夏が終了していたという感じです。梅雨が長かったせいか、
とても短い夏だった印象があります。おかげで今年も家ではエアコンを使わ
ずに済んでしまいました。あっさり終わってしまって切ない感じですが、
その分、豊かな秋が長いということで前向きに捉えていきたいと思います。
(Y)


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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      mail:連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
                     http://www.kke.co.jp/resp/
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[ 弊社個人情報保護指針 ]??????????????????????
http://www.kke.co.jp/policy/privacy.html

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