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RESP&Bird-21 ニュース バックナンバー

RESP&Bird-21 ニュース Vol.62

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.62 2008/7/28
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.夏季休業(8/1?8/8)のお知らせ
 2.RESP-F3/F3D バージョン11.20 リリース
 3.RESP-F3T 多点入力に対応
 4.組織変更に伴い MIDAS/STAN グループと同じ部門になりました
 5.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

[ 1 ]???????????????????????????????
夏季休業(8/1?8/8)のお知らせ

構造計画研究所 耐震技術部部 RESP&Bird-21担当窓口は、下記の期間を休業
させていただきます。なお、期間中に頂きました、FAX・Mail は、休み明け
の対応とさせていただきます。恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

 ・期間:2007年8月1日(金曜)?8月8日(金曜)

[ 2 ]???????????????????????????????
RESP-F3/F3D バージョン11.20 リリース

RESP-F3/F3D(建築構造物の3次元立体静的弾塑性解析プログラム)のバー
ジョン11のリビジョンアップ版であるバージョン11.20を今月中旬にリリー
スし、保守契約ユーザ様に一斉発送いたしました。主な機能追加は、バー
ジョン11として2月にご案内した以下の通りです。

 ・RC造柱梁における高強度せん断補強筋への対応(F3/F3D)
 ・節点位置における柱梁の曲げモーメント出力機能(F3/F3D)
  節点まわりの曲げモーメントの釣り合いの確認のための機能です。
 ・耐震壁のせん断耐力に対する倍率値指定機能(F3/F3D)
 ・ねじれ地震力の考慮機能(F3D)
  長大構造物の簡易的な位相差入力に対応するための機能です。
 ・加振力解析機能(F3D)
  主に、風洞実験から得られた時刻歴来ウ力による風応答解析ための機能
  です。
 ・斜め粘性制振ダンパーの鉛直方法成分の考慮(F3D)
  粘性ダンパーによる柱の変動軸力や、梁のたわみを考慮する機能です。
  粘性制振間柱の柱頭柱脚モーメントを梁に伝達する機能も含めています。
 ・粘性制振ダンパー抜きの層せん断力の集計機能(F3D)
  粘性制振ダンパーを用いた建物の設計のための補助機能です。

今回のリビジョンアップリリースでの主な改善点は、下記の通りです。
 
 ・プロテクト(センチネル)ドライバの更新
 ・オンラインマニュアル(PDF版)の落丁の修正
 ・MMN柱の、ひび割れ耐力以下に戻った場合の除荷ロジックの改善
 ・耐震壁の、せん断耐力2のシアスパン比制限の修正
 ・ほか詳細は、ダウンロードのページの更新履歴をご覧ください。

[ 3 ]???????????????????????????????
RESP-F3T 多点入力に対応

RESP-F3T(3次元フレーム新汎用解析プログラム)が、Ver.1.1.9 にて多点
入力に対応しました。多点入力とは、複数の任意の支点(拘束点)に任意の
地震波形を入力する機能です。
例えば、下記のような場合に、建物の支点毎に異なった地震波を入力する必
要があります。
 ・長大構造物
   平面の長さが100mを越えるような場合には、位置毎に地震波の到
   着時刻が一定でないため、地震波の位相が異なってきます。
   また、複雑な表層地盤の影響を受ける場合には、地震波が反射・屈折
   を繰りかえして、波形が一定では無くなります。

 ・他の大きな構造物上に建つ小構造物
   他の大きな構造物の上に建つ小さな構造物を解析する場合には、大き
   な構造物の方には、小さな構造物の応答の影響は及ばない考えて、先
   に大きな構造物を解いて、その応答波形を小さな構造物の支点に入力
   する方法が一般に採用されます。このような場合には、柱脚毎に応答
   波が異なります。

多点入力による振動解析を行う場合の注意点を下記にまとめます。
 ・全ての固定点(拘束点)に地震波を入力する必要があります。

 ・入力波形は、加速度波形だけに限定され、変位・速度は、内部的に振動
  方程式の積分によって得られます。従って、変位波形は入力できません
  ので、外部で微分して加速度波形を作成してやる必要があります。

 ・応答値は、全て絶対系となります。
  変位・速度は、加速度波形を積分した結果として得られますので、基線
  補正などがなされていない入力波形では、片ブレが起きて極端に大きな
  応答値が得られることがあります。

他にも、回転加速度(ねじり地震波)の入力など、様々な地震波入力に対応
できるようになりました。ぜひご活用ください。

[ 4 ]???????????????????????????????
組織変更に伴い MIDAS/STAN グループと同じ部門になりました

弊社は、7月から新しい会計年度に入るにあたり、組織変更を行いました。
これに伴い、MIDAS/STAN グループと同じ部門になりました
もともと RESP グループで STAN/3D の機能拡張を担当するなど、関係は深
いものがありましたが、7月からは同じ部門です。昨年度以上に、相乗効果
が得られるように工夫していきたいと思います。


[ 5 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

◆日本建築センターを訪問するたびに思うのが、周辺の街の急激な変化です。
建築センターが、秋葉原近辺に引っ越してから約1年余が経ちました。引越
した頃は、まだパソコン街全盛の雰囲気が残っていたように思いますが、直
後に大型店舗の進出を受けて次々と閉鎖廃業し、現在では再開発によりビル
までもが取り壊されています。その後、アニメショップやメイド喫茶が話題
の中心になったかと思うと、今度はずらりと警察官が立ち並ぶ街になってし
まいました。建築構造と同じく、激動の1年だったようです。どちらも、
将来が不透明で、大きな岐路を迎えていると言えそうです。(Y)



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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
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      mail:連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
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