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RESP&Bird-21 ニュース Vol.32

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.32 2006/2/10
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.東海地域でのスロースリップ観測と、弊社の津波解析例の事例の紹介
 2.RESP-QDM におけるP?δ効果の評価機能追加のお知らせ
 3.Bird-21 & RESP 体験セミナー(2/21)のご案内
 4.建築RESPホームページの体裁が少し変わりしました
 5.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)


[ 1 ]???????????????????????????????
東海地域でのスロースリップ観測と、弊社の津波解析例の事例の紹介

独立行政法人防災科学技術研究所は、2006年1月7日?23日にかけて、東海地
域(紀伊半島中部から愛知県にかけて)の広い範囲で、プレート境界の短期
的なスロースリップおよび深部低周波微動を観測したと発表しました。

  http://www.bosai.go.jp/
  http://www.bosai.go.jp/jpn/koho/press/toukai.pdf

本観測は、下記の点で意義があるものとされています。
 ・スロースリップおよび深部低周波微動が、伊勢湾を越えて、紀伊半島側
  から愛知県側に連続的に伝播したこと。プレートの連続性は、プレート
  境界地震が広範囲に連鎖的に発生する可能性があることを示します
 ・今回のの運動エネルギーが、マグニチュード6.2に相当すること
 ・防災計画上、たいへん重要なフィリピン海プレートの地点で、体に全く
  感じないレベルの現象を、初めて発見できたこと

本観測は、南海・東南海・東海地震を予測する上で、重要な発見であると考
えられます。
一方、弊社では、防災環境部において、南海地震の津波シミュレーションな
どを行っており、地域防災計画に協力しております。RESP&Bird-21グループ
が所属する解析部門のウェブページにて、シミュ戟[ション結果の動画を公
開しております。皆様の業務のヒントに繋がれば幸いです。

  http://www4.kke.co.jp/kaiseki/
  http://www4.kke.co.jp/kaiseki/service/kankyo/tsunami/tsunami.htm


[ 2 ]???????????????????????????????
RESP-QDM におけるP?δ効果の評価機能追加のお知らせ

 スレンダーな超高層建物では、P?δ効果の影響が無視できません。ただ、
これまでは、手軽で精度の良い評価方法が無く、困られた経験を持つ方も少
なくなかったと思います。
 簡単な方法としては、日本建築センター発行「高層建築物の構造設計実務」
に記載され方法が、最も一般的でしたが、やってみると、これだけの作業でも
意外と手間がかかります。作業の省力化のために、安全側に評価してみると、
著しくコストアップとなるなど、悩み多い検討項目の一つでした。

 このたび、RESP-QDM(復元力特性モデル化プログラム)の機能追加として、
P?δ効果を考慮したQ?δ曲線の計算と、復元力特性をモデル化(トリリ
ニアカーブへの置換)を行う機能を追加いたしました。

 入力データ指定により、P?δ効果を考慮した場合のQ?δ曲線の計算と
そのモデル化、RESP-M/II(建築構造物の質点系振動解析プログラム)入力
データへの変換などを行います。
 指定方法は、コマンド「*FRAME-MODEL」に、サブコマンド「*P-DELTA」を
追加するだけの簡単な指定です。RESP-F3保守契約ユーザ様であれば、マニュ
アルと共にダウンロード可能ですので、ぜひお試しください。
 
  http://www4.kke.co.jp/resp/support/download/index.html


[ 3 ]???????????????????????????????
Bird-21&RESP 体験セミナー(2/21)のご案内

Bird-21 による短時間の構造概算設計だけでなく、RESP による振動解析まで
を体験していただくコース(無料)です。購入検討や購入後のトレーニング
に留まらず、地震応答解析の入り口までご案内いたします。
従来からのBird-21の特徴を盛り込んだ内容(素早い1次設計、数量検討、
構造図表現、躯体パース図)も細部を見直し、より内容の濃いセミナーを目
指しております。

 2006/ 2/21(火曜) 13:30?17:00 弊社新館トレーニング室(東京)
          ※希望者には、Bird-21お試し版(保有耐力付)進呈

 詳しくは、下記URLを参照してください。
    http://www4.kke.co.jp/resp/topics/topics_all/003.html


[ 4 ]???????????????????????????????
建築RESPホームページの体裁が少し変わりしました

既に気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、2月から建築RESP
ホームページの体裁が少し変わりしました。
新しく、RESP-T(汎用非線形解析プログラム)のサイトが独立して開設し、
このサイトへのリンクを設けています。これに合わせて、ページの体裁を若
干変更しています。

現在、RESP-T に関しては、土木分野での利用が多く、土木関連の情報を充実
させるために、土木解析の専門グループが担当しております。
土木分野の中でも、特に橋梁(鉄道・道路・水道など)の設計では、兵庫県
南部地震以降、急速に非線形振動解析が取り入れられ、現在では建築よりも
高度な解析を行うようになっています。このような背景から、土木グループ
が中心となって、RESP-T の開発・サポートを行っております。

また、本メルマガ「RESP&Bird-21ニュース」に関して、ようやく
バナーが用意されました。ささやかな体裁変更ですが、これを機会に、非線
形振動解析の情報を必要とされている皆様にもご紹介ください。


[ 5 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

■先日、多摩六都科学館(http://www.tamarokuto.or.jp/)というところに
行きました。直径27.5メートルの傾斜型ドームでの全天周スクリーンが自慢
で、プラネタリウムや映画を楽しむことが出来ます。座席の背もたれを倒し
て、しばし俗世を離れ、大宇宙の神秘に心を奪われつつ、月や火星に構造物
が建設される日々を夢見ていました。40分後、隣にいた愚息から夢を妨げ
られ、寝ぼけ眼(まなこ)をこすりながら、科学館を後にしました。(A)
■いよいよ、トリノオリンピックが始まりますね。オリンピックといえば、
私は大会を盛り上げるマスコットキャラクターにまず目が行きます。この
マスコットキャラクター、今では魔スり前の様ですが、始まりは非公式では
1968年冬季大会、公式には1972年夏季ミュンヘン大会からだそうです。
開催される都市のシンボルや伝説がキャラクターになることが多いですよね。
マスコットキャラクター達の由来を探ってみると、開催地の地域性や土着の
文化にも精通でき、白熱した競技以外にもオリンピックを楽しめそうです。
さて、トリノオリンピックのマスコットキャラクターはご存知ですか?(I)


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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      mail:連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
                     http://www.kke.co.jp/resp/
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[ 弊社個人情報保護指針 ]??????????????????????
http://www.kke.co.jp/policy/privacy.html

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