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RESP&Bird-21 ニュース Vol.26

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.26 2005/10/14
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.RESP-M/II機能追加のお知らせ(非累積型の瞬間剛性比例型減衰)
 2.NHKニュース登場! 地震リスク評価に基づく建築コスト評価
 3.制振構造 実習セミナー開催(10/18?19)のご紹介
 4.Bird-21 & RESP 体験セミナー10月のご案内
 5.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)


[ 1 ]???????????????????????????????
RESP-M/II機能追加のお知らせ(非累積型の瞬間剛性比例型減衰)

このたび、RESP-M/II(建築構造物の質点系振動解析プログラム)のマイナー
バージョンアップを行い、瞬間剛性比例型減衰(非累積型)に対応いたしま
したので、その概要を紹介いたします。

RESPシリーズは、古くから瞬間剛性剛性比例型減衰に対応しておりましたが、
瞬間剛性剛性比例型減衰の考え方は一つではなく、さまざまな考え方がある
中で、我々は「累積型」を採用しておりました。累積型は、シンプルで計算
も簡単なのですが、片振れが生じやすい地震動の場合には、累積減衰力が残
留してしまう問題が知られています。また、利用者側からは、終局時の層間
変位が稀に不自然なほど大きくなる、という印象を持たれていたのではない
でしょうか。

高層RCの設計が、研究途上から実務に移行したばかりの時期には、少しで
も安全側に設計しておきたいという考えが強く、応答に関する多少の不自然
さよりも、安全側を優先する考えが受け入れられていました。しかし、実績
十分な現在では「累積型以外」を望む声が出ておりました。

これら減衰の諸問題をプログラム上で解決するためには、振動方程式の根幹
に手を入れる作業が必要となります。このため、新開発の Resp-M+ から
「非累積型」に対応しておりましたが、今回の RESP-M/II への機能追加を
きっかけに、RESP シリーズの他のパッケージにも展開オていこうと考えて
おります。

ただし、今回対応した「非累積型」においても、不自然さが完全に解決され
る訳ではありません。これは瞬間剛性比例型減衰の考え方自体が、実験的・
理学的に裏付けられた考えではなく、かなり工学的な概念であるためだと考
えられます。詳しくは下記梗概を御参照ください。

(参考文献:梁川・関口・宇佐美「地震応答解析における瞬間剛性比例型減
衰についての考察」日本建築学会大会、2004年8月)


[ 2 ]???????????????????????????????
NHKニュース登場! 地震リスク評価に基づく建築コスト評価

東京ビッグサイト・ホールにて、10月13日?14日にかけて開催された、
「第7回不動産ソリューションフェア」(下記URL)における弊社の活動
の一部が、当日のNHK夜のニュース(20:45?)にて放映されました。

    http://www.biru-mall.com/fea.top.htm

フェアでは、主に不動産投資の専門家・ビル経営者を対象としたセミナーが
多数開催される中、新しく登場した重要テーマとして地震リスクマネージメ
ントが取り上げられています。

(独)建築研究所による講演「地震対策による資産価値向上 ?実例と実践?」
に関わる協賛会社・協同研究者として弊社は参加し、個別質問の対応やソフ
トの実演を担当いたしました。
RESP&Bird-21 担当者も、建物用途・規模・住所・構造形式・耐震設計のグ
レードなどを入力し、即座にライフサイクルコストを概算し、10年程度で
制振建物の方が従来の耐震よりもコスト安になるデモを披露し、来場者の注
目を大いに集めることになりました。
その様子が、初日13日の夜のNHKニュースにて取り上げられ、社会的な
重要度が高い取り組みとして紹介されております。

今後、RESP&Bird-21グループでは、これら取り組みの成果を、具体的な商品
としてリリースしていくことになります。ご期待ください。


[ 3 ]???????????????????????????????
制振構造 実習セミナー開催のご紹介

厚生労働省所管の技術研修施設である高度ポリテクセンター(URL下記)に
おいて、2日間に渡る実習形式のセミナーを開催いたします。
弊社講師が、基礎理論から実務解析までを解説し、RESP&Bird-21シリーズを
使用して数値解析を体験していただく、実習形式の有料セミナーです。
詳しくは、下記の高度ポリテクセンターのウェブページをご参照ください。

 独立行政法人 雇用・能力開発機構(高度ポリテクセンター)
    http://www.apc.ehdo.go.jp/
    場所:海浜幕張公園の隣(駅を挟んで幕張メッセの反対側)

 「制振構造の設計と解析」
  開催日:2005/10/18(火曜)?10/19(水曜)
    http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/2005/ichiran/syousai/05semi31315.html


[ 4 ]???????????????????????????????
Bird-21 & RESP 体験セミナー10月のご案内

Bird-21 体験セミナーを一新し、短時間の構造概算設計だけでなく、RESP に
よる振動解析までを体験していただくコース(無料)となりました。
購入検討や購入後のトレーニングに留まらず、地震応答解析の入り口までご
案内いたします。
従来からのBird-21の特徴を盛り込んだ内容(素早い1次設計、数量検討、
計算書の構造図表現、躯体パース図作成)も細部を見直し、より内容の濃い
セミナーを目指しております。ご期待ください。

 2005/10/25(火曜) 13:30?17:00 弊社新館トレーニング室(東京)
          ※希望者には、Bird-21お試し版(保有耐力付)進呈

 詳しくは、下記URLを参照してください。
    http://www4.kke.co.jp/resp/topics/topics_all/003.html


[ 5 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

■実家から梨が届きました。我がふるさと・高知で梨といえば「新高なし」
です。これは高知県と新潟県の在来種を交配改良したもので、両県の県名か
ら1字ずつとって「新高」と命名されたそうです。果実は大型で、大きいも
のになると1キログラムを超えるものも珍しくないといわれています。さっ
そく、特大の梨をほおばりながら、食欲の秋を堪能しました。   (I)
■先日、小学校の運動会を見学に行きました。子供達が去年まで通っていた
九州の小学校の運動会と違うなぁと思った点を挙げると、 1:運動会開始
の爆竹や行進が無かったり、 2:騎馬戦に団体戦だけでなく騎馬一体毎の
勝ち抜き戦があった閨A 3:かけっこが身長順ではなく、タイム順だった
り(運動会が終わって子供に聞いた)、 所変れば少しずつ違うんだなぁと
思いました。そして、一番「違う!」と思ったのは、お昼のお弁当を子供達
が各教室でとるということでした。運動会といえば運動場でござを敷いて家
族、近所の人たちとワイワイ言いながら食べるのが私の中の運動会でしたが、
環境の違いで色々と学校で苦慮されているんだなぁと思いました。最近急に
気温が下がってきて、電車の中でも風邪をひかれている方がちらほら出てき
ました。皆さんも体調管理に注意して風邪等ひかれませんように。 (I)
■大昔のRESP室は「あ行」で始まる名前が多い傾向がありましたが(参考文
献:季刊RESP Vol.2)、最近徐々に復活しつつあるようです。   (Y)


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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      mail:連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
                     http://www4.kke.co.jp/resp/
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[ 弊社個人情報保護指針 ]??????????????????????
http://www.kke.co.jp/policy/privacy.html

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