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RESP&Bird-21 ニュース バックナンバー

RESP&Bird-21 ニュース Vol.13

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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.13 2005/3/9
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。

[ 目次 ]??????????????????????????????
 1.Bird-21 バージョン1最終版の送付、体験セミナー3?4月のご案内
 2.RESP?M/II最大層間変位のせん断成分表示について
 3.RESPホームページ改訂(解析プログラムの更新日表示)
 4.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)


[ 1 ]???????????????????????????????
Bird-21 バージョン1最終版の送付、体験セミナー3?4月のご案内

ご好評を頂いております Bird-21 の初のメジャー・バージョンアップを、
3月上旬(まもなくです)に予定しております。
新版のリリースに合わせて、バージョン1の最終改訂版の送付を行うことを
決定いたしました。本最終版はバージョン1の完成形という意味もあり、購
入していただいた全てのお客様宛てにCD?ROMを郵送するよう準備をす
すめています。
もし、送付先・担当者が購入時からかわられた方は、これを機会に新しい送
付先・担当者のお名前をご連絡ください。

また、セミナー形式にて、短期間に構造概算設計を行うための実践的手法を
体験していただくコース(参加無料)を設けております。
素早い1次設計に始まり、数量検討、構造図表現、躯体パース図、RESP-F3/
F3Dデータ変換などのBird-21の特徴を盛り込んだ内容を用意しております。

 2005/2/28(月曜) 13:30?17:00 終了しました
 2005/3/11(金曜) 13:30?17:00 弊社新館トレーニング室(東京)
 2005/3/22(火曜) 13:30?17:00 弊社新館トレーニング室(東京)
 2005/4/08(金曜) 13:30?17:00 弊社新館トレーニング室(東京)

 詳しくは、下記URLを参照してください。
    http://www4.kke.co.jp/resp/topics/topics_all/003.html


[ 2 ]???????????????????????????????
RESP?M/II最大層間変位のせん断成分表示について

塔状比が5を超えるような、スレンダーな建物の上層階では、当該階の変形
よりも下階柱の軸伸縮によって大きく傾いてしまい、せん断変形よりも曲げ
変形が支配的になる場合があります。
このような状況では、クライテリアを超えるような最大応答層間変形が得ら
れたとしても、実質的なせん断変形はかなり小さく、部材が弾性範囲以内で
あることが珍しくありません。弾性領域の応答を改善するには、小規模な断
面アップでは済まされず、大幅なコストアップの要因となります。

このような場合の対策としては、変形の実状に基づいてクライテリアを緩和
するか、せん断変形成分の変位を併記するかの二通りが考えられます。
クライテリアの緩和は、第三者評価の場面で誤解を生みやすく、あまり良い
印象を与えません。このため、せん断変形成分を併記する方法が採用される
例が増えています。
せん断変形成分を併記する方法は、不整形な敷地に超高層住宅を建設する場
合や、扁平な平面形状の事務所ビルを設計する際に、全成分(せん断変形+
曲げ変形)の判定では評価が厳しすぎるような場面で非常に有効です。

超高層建物の耐震クライテリアの位置付けとしても、層のせん断変形を念頭
にして、躯体の損傷、および、非構造部材の追従性能を考慮して設定されて
いますので、せん断変形成分での評価は十分に説得力があると考えられます。
特に、全体変形とせん断変形の併記を行うことは、建物の応答性状をより正
確に把握するための情報提供であり、全体変形だけの表示よりも望ましいと
考えられます。合理的な応答評価が可能になれば、不経済な断面アップをさ
けることが可能となります。

現在、RESP?M/IIの結果ファイルから、せん断変形成分を抽出し、
結果ファイルを書き換えるツールを試作して、希望されるユーザ様には提供
を始めております。ご利用を希望される方は、その旨を明記の上、本メール
に返信していただければ、メールにて送付いたします。


[ 3 ]???????????????????????????????
RESPホームページ改変(解析プログラムの更新日表示)

RESP&Bird?21のホームページに「計算プログラム更新日」を掲
載するようにいたしました。手軽に最新版のリリース状況が確認できるよう
になりましたので、ぜひご活用ください。
なお変更内容は、今までどおりダウンロードのページ内に記載しております。

http://www4.kke.co.jp/resp/


[ 4 ]???????????????????????????????
あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)

■先日、武田モデルで有名な武田壽一博士の講演を聴く機会に恵まれました
(耐震工学研究会 http://www.eenix.gr.jp/、第42回研究会)。復元力特性
モデルに関する話題はスライド数枚に留められ、RC構造物の発展の過程、
現在解決すべき問題、建築構造の将来などについて、多岐に渡る話題を2時
間以上かけ一気に講演されました。「RC構造の研究でやり残した点は?」の
質疑に「梁ヒンジ以外の多様な崩壊形や地盤にもっと時間を割きたかった」
と即答され、探究心と独創性を失わない姿勢がとても印象的でした。(Y)
■最近引っ越した部屋のキッチンにはIHクッキングヒータという電磁誘導
によって加熱するタイプのものが設置してありました。安全で火力も強いの
で気に入っているのですが,炒め物をするときにフライパンを振ったりする
と「ピピーピピー」と警告音が鳴って怒られるのが残念です。(改変S2)
■風邪が猛威を奮っています。風邪は気の持ちようで病気のうちには入らな
いといいながら、つらさを押し切って、がんばってる人がよくいます。子供
の頃から風邪を引くと熱を出し、すぐ引きつけを起こし、重病?となってい
た私にはうらやましい?限りです。とはいえ、地震対策と同様に予防は大事。
地震の被害を最小にとどめるのにも私たちの日頃の業務が役に立っていると
信じ、風邪を押して仕事をしなければと気持ちだけがんばってる今日このご
ろです。                           (M)


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RESP&Bird-21 ニュース
              発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
                  〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
      連絡先  TEL:03-5342-1138  FAX:03-5342-1238
                     http://www4.kke.co.jp/resp/
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