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構造計画研究所 RESP&Bird-21 ニュース Vol.7 2004/11/25
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本メールは、構造計画研究所RESP&Bird?21の最新情報をお伝え
するメールニュースです。RESP&Bird?21を御導入していただい
ている企業の担当者様、技術的問い合わせ・各種アンケート・意見交換・技
術指導をしていただいた方を対象に、月2回程度の予定で発信しております。
配信変更・追加・停止等につきましては、本メールの末尾をご覧下さい。
[ 目次 ]??????????????????????????????
1.「パッシブ制振構造シンポジウム2004」参加報告
2.RESP-F3/F3D(Ver.9)をリリース、制振装置・一体解析・MAP法に対応
3.RESP-QDM(Ver.1.7)をリリース、BCJ・CSV・M+・ダンパー分離に対応
4.Bird-21無料体験セミナー今後の予定と名古屋・大阪開催について
5.あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)
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「パッシブ制振構造シンポジウム2004」参加報告
先週(11月15?16日)「パッシブ制振構造シンポジウム2004」が東京工業大
学すずかけ台キャンパスにて開催されました。参加する機会が得られました
ので概要を御紹介いたします。
・近く発表される「エネルギー法」に関する講演があり、設計法概要に加え、
履歴ダンパーや偏心構造物の取り扱いに関する解説が行われました。
・現行の「限界耐力計算法」からは、モード適合型1質点縮約荷重増分法
(MAP法)について、概要とその有効性に関する発表がありました。
・急速に普及しつつある制振超高層RC住宅について、その第一人者から
実用化の過程の紹介がありました。
・木造建築物に関する制振技術の開発に関して複数の発表がありました。
・NHK放送を契機に、一般人にも重要性が認識された「やや長周期地震動」
に関する観測事例と問題点の紹介がありました。
・免震構造協会 制振構造WGから制振構造の簡易性能評価法と手軽に使える
エクセルシート(JSSIのWebから入手可能)の利用方法の解説がありました。
・弊社も設計に参加する78階海外超高層ビルの制振事例の紹介がありました。
・弊社からは構造設計・RESP&Bird-21部門、カヤバ工業の協働成果として
「微小振幅下のオイルダンパーの力学モデルの提案」の発表を行いました。
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RESP-F3/F3D(Ver.9)をリリース、制振装置・一体解析・MAP法に対応
前回のバージョンアップでは基礎免震に対応いたしましたが、今回は制振装
置、地盤-杭-建物一体解析、MAP法などに対応いたしました。技術サービ
ス(保守)契約ユーザ様への一斉送付は、来週末(12/3)を予定しております。
・制振装置に対応(F3D)
従来の履歴ダンパーに加え、下記の速度依存ダンパーに対応いたしました。
一般階だけでなく免震層にも適用可能です。
- 各社リリーフ付きオイルダンパー(マックスウェルモデル)
- 粘性制振壁型(オイレス工業・免制震ディバイス)
- 速度べき乗型粘性ダンパー(オイレス工業・ブリヂストン・テイラーD)
- 取り付けばね有りフォークトモデル(粘弾性ダンパー:新日鐵/住友3M)
・地盤?杭?建物の一体解析モデル対応(F3のみ)
一体モデルによる荷重増分解析のための下記の機能を追加いたしました。
- 杭のモデル化のためのM?φ関係を考慮した材軸分割柱計算機能
- 変動軸力を考慮したM?φ関係上の降伏時剛性低減率の指定機能
- 杭頭ピン・杭頭回転バネの指定機能
・モード適応型荷重増分解析(MAP)法(F3のみ)
倉本洋助教授(豊橋技術科学大学工学部)が提唱される、モード適応型
静的荷重増分法(MAP法:モード・アダプティブ・プッシュオーバー)
に対応いたしました。
本方法は、第1ステップの変位分布をモードベクトル形となるよう決定し、
それ以降のステップを前ステップまでに得られた累積水平変位分布を維持
するように決定します。
・弱軸・ねじれ剛性および応力のリスト出力機能追加
*METHODコマンド、TOサブコマンドを指定された場合、梁の弱軸・柱梁ね
じれに関する剛性・応力をリスト出力するようになりました
・部材のαyの直接指定機能追加
内部自動計算によるαyを上書きする機能を追加しました。
柱・梁の極端な条件(シアスパン比、鉄筋比など)により、菅野式で適切
な値が求められない場合に、αyだけを直接数値指定することができます。
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RESP-QDM(Ver.1.7)をリリース、BCJ・CSV・M+・ダンパー分離に対応
前バージョン(1.6)以降の主な機能追加項目を下記に示します。F3/F3Dの一
斉発送に同梱する予定にしております。
・「高層建築物の構造設計実務(日本建築センター)」に示される復元力特
性のモデル化方法に対応
・特定部材の無視を可能にし、履歴ダンパーのみの復元力特性や、ダンパー
を除いた架構のみの復元力特性のモデル化に対応
・Resp-M+のデータ生成(曲げせん断分離型を含む)機能追加
・RESP-M/IIデータ生成において、SI単位データ出力に対応
・Q?δ曲線およびモデル化曲線のCSVファイル出力の機能追加
・F3解析において結果出力指定が不十分な場合のメッセージを詳細化
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Bird-21無料体験セミナー今後の予定と名古屋・大阪開催について
好評のBird-21の無料体験セミナーを下記の日程・場所で開催いたします。
Bird-21の特徴(素早い設計検討・数量検討、検討に強い操作体系、構造図表
現・躯体パース図、RESP-F3/F3Dデータ変換など)を、体験していただけます。
2004/11/24(水曜) 13:30?17:00 (名古屋会場)終了いたしました
2004/11/26(金曜) 13:30?17:00 受付を終了いたしました
2004/12/ 6(月曜) 13:30?17:00 弊社大阪セミナー室(大阪)
2005年のセミナー日程は現在調整中です。
詳しくは、下記URLを参照してください。
http://www4.kke.co.jp/
kaiseki/support/RESP/RespHome/etc/seminar/bird21_taiken.htm
お申し込みは、上記ウェブページの申し込みフォームに記入するか、
本メールに返信、または、FAX(03-5342-1238)にて、Bird-21無料体験
セミナー担当者宛てに下記の内容を記載して送付してください。
①氏名、②会社名、③連絡先電話番号、④連絡先メールアドレス、⑤希望日
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あとがき(RESP&Bird-21担当者近況)
前号のあとがきは初めてということで、ぎこちなさが伝わる感じでしたが、
今回は二度目です。より何気ない日常を紹介したいと思います。
◆どうすれば、RESPを日常的に設計で使ってもらえるようになるものか、考
えたり聞いたりしています。なにか名案ありませんか?いつも自然災害を見
て知らされるのは、豊になった生活環境が瞬時に奪われること。自分の仕事
が少しでも役に立って欲しいと思います。 (N)
◆「大学・研究機関と実業界をブリッジする総合エンジニアリング企業」を
目指すため、パッシブ制振構造シンポには飲み会だけ参加してまいりました。
アルコールが入った本音トークでも、将来性の確Mでは皆一致。ここに来な
いような人に説明するのが大変なんだよ?、これも皆納得かも。 (Y)
◆11月3日、いい天気に誘われて散歩にいってきました。コースは、自宅・
江戸川(矢切)・柴又・江戸川・自宅で、約4時間ほどでした。矢切の渡し・
柴又帝釈天は、結構は人出でした。日頃の運動不足解消には、ちょうど良い
運動でした。距離も適当であり、来春には、また、行ってこようと思ってい
ます。 (S)
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RESP&Bird-21 ニュース
発信:株式会社 構造計画研究所 耐震技術部
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
mail: TEL:03-5342-1138 FAX:03-5342-1238
http://www4.kke.co.jp/kaiseki/support/RESP/RespHome/
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