RESP-S システム・運用関連
FAQ一覧
- 地盤?杭?建物の連成解析の良い参考書を教えてください。
- 参考書には、相互作用バネに振動数依存性を考慮したペンゼンモデルと、考慮しない改訂ペンゼンモデルが紹介されていますが、どちらが優れているのですか?
- ミンドリン解を用いて、相互作用バネを算出する方法を採用していますが、もっと簡単な方法はありますか?
- 群杭の効果を考慮しないと、杭の応力が大きくなると聞きましたが、群杭効果とは何ですか?
- 参考書には、相互作用バネに振動数依存性を考慮したペンゼンモデルと、考慮しない改訂ペンゼンモデルが紹介されていますが、どちらが優れているのですか?
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どちらが優れているということはなく、考えの違いによります。
複雑なモデル化を行なうことよりも、解析モデルの理解のし易さ、モデル化のエラーや作業ミスの発生のしにくさを、トータルで考える方が重要だと思われます。この種の解析に慣れていない方は、一般に改訂ペンゼンモデルを好む傾向があります。
- ミンドリン解を用いて、相互作用バネを算出する方法を採用していますが、もっと簡単な方法はありますか?
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相互作用バネの算出方法には決まった方法はありませんが、ミンドリン第Ⅱ解を用いる方法が広く知られています。
ただしミンドリン解の採用には、次のような妥協があることを知っておく必要があります。すなわち、均質地盤であること、弾性バネであること、点加力の解であること、動的な考慮が無いこと、などです。このため、設計者によっては地盤のKhを採用する例もあります。