トップページサポートFAQ > RESP-M/II 結果の見方関連

FAQ よくある質問

RESP-M/II 結果の見方関連

FAQ一覧

エネルギー時刻歴を出力すると、総入力エネルギーが単調増加ではなく、増減しながら全体として増加していくような出力になります。エネルギー保存法則から考えると不自然な感じがしますが、どのように考えればよいのですか?

建物に地震エネルギーが入力する際に、瞬間的な変化に着目した場合には、総入力エネルギーは必ずしも累積する方向に推移するとは限りません。

エネルギーは、短い時間の間に出入りしながら、全体として累積していく傾向にあります。総入力エネルギーは、地震の持つエネルギーとは違い、あくまでも建物に着目した場合の入力エネルギーになります。「最新耐震構造解析(柴田明徳著)」(森北出版)の47ページあたりの解説が参考になります。

このページの先頭へ
解析結果の地震入力エネルギーとその他(運動、減衰、ひずみ、制振要素)のエネルギーの和が釣り合わないのですがどうしてですか?

地震入力エネルギーと建物内部に保持または消費されるエネルギーとは、一致することが原則です。

ただし、瞬間剛性比例型減衰を適用した場合には、振動方程式上の不釣合い減衰力が保存されてしまい、両者のエネルギーは一致しなくなります。これは瞬間剛性比例型減衰の理論上の大きな問題点ですが、現時点では解決されていません。

このページの先頭へ
瞬間剛性比例型減衰を適用した場合に、自由振動させても変位がゼロに収束しないのはなぜですか?

瞬間剛性比例型減衰では、振動方程式上の不釣合い減衰力が保存されてしまい、変位がゼロに収束しません。

新開発の「Resp-M+」は、不釣合い減衰力が保存されないタイプにも実験的に対応しており、この問題を解決する有効な手段になります。

このページの先頭へ
製品に関するお問い合わせ・ご相談はこちらまで
このページの先頭へ
製品に関するお問い合わせご相談はこちらまで TEL03-5342-1136 FAX 03-5342-1236 構造計画研究所 エンジニアリング営業部
RESPシリーズ 動画配信中
メールマガジン配信中
三次元骨組構造解析 ソフトウェア・パッケージ STAN/3D
解析部門ホームページ