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FAQ よくある質問

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FAQ一覧

応力図の柱軸力の見方が分かりません。

応力図の柱軸力の表記は左が最小軸力、右が最大軸力です。
圧縮側は数値の末尾にCがつき、引張側は数値の末尾にTがつきます。

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柱の断面算定表にある「組合せL」「組合せS」はどのような値でしょうか?

組合わせL,Sはせん断と軸応力度の組み合わせ検定になります。
√(σ^2 + 3τ^2)/ft ≦ 1

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十字H柱にも関わらずXYのfbが異なるのは何故ですか?

修正係数Cにより値が変わることがあります。

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粘弾性ダンパーの最大応答値はどこで見れますか?

立体振動解析の出力フォルダ内の「○○.last.csv」ファイルで「Damper」
を検索すると各ダンパーの最大値一覧を確認することが出来きます。

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増分解析による応力図、ヒンジ図が白紙となり表示されません。

「静的荷重増分解析条件」で特定の荷重倍率L.F.に終局検定チェックを入れている場合、
指定したL.F.に達する前に変形角で打ち切りになると終局応力図やヒンジ図が描画されない仕様となっております。

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ヒンジ図において、柱ヒンジの描画判定はどのようになっていますか?

塑性率が1に達した時点でヒンジが描画されます。
なお、デフォルト設定(基点ひずみ指定時)のファイバーモデルの塑性率計算方法は以下の通りです。
曲げ塑性率:(最大曲率)/(いずれかのファイバーセグメントが初めて基点ひずみに達したステップの曲率)
軸塑性率:(最大軸ひずみ)/(いずれかのファイバーセグメントが初めて基点ひずみに達したステップの軸ひずみ)

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質点系解析において主架構と制振要素でバネを2つに分けたとき、それぞれの層塑性率を確認することはできますか

解析結果フォルダ内のcsvファイルでのみ確認することが出来ます。
「質点系振動解析」フォルダ内の○○_lm00x.story.csvにて「MaxD.F.」と検索していただくと、対象地震波に対する各質点ばねの塑性率が出力されております。
(○○はモデル名です。y方向は○○_lm00y.story.csvをご参照ください)
質点ばねを2つに分けた場合、ZS**_Lm_No1, ZS**_Lm_No2の項目が、質点ばねNo1, No2の塑性率に対応しています。
(**は層の通し番号で、最下層がZS01です。それ以外のZS~の値については無視してください。)
(DfU, DfV:それぞれX, Y方向の塑性率)

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「プリンタの設定が無効です。有効なプリンタを選択してください。」というエラーが出て図を出力できません。

計算書出力→Settings→右下の「プリンタの設定」が空欄になっている場合があります。
この場合、再度プリンタの設定を行ってください。

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解析結果のフォルダにあるcsvの単位は何ですか?

N,m系で出力しています。

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累積エネルギーの出力はできますか?

立体振動解析フォルダ>〇〇_last.csvにて「Energy」と検索していただくとトータルエネルギーの最終値が確認できますので、その中の「Strain」の項目を参照いただければと存じます。

各項目の意味は以下の通りです。
・Motion:運動エネルギー
・Damping:減衰エネルギー(内部粘性減衰)
・ViscousDamper:粘性ダンパーの減衰エネルギー(オイルダンパーなどの粘性系)
・HysteresisDamper:履歴ダンパーの減衰エネルギー(鋼材ダンパーなどの履歴系)
・Strain:ひずみエネルギー(累積塑性歪エネルギー)
・Input:入力エネルギー

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水平ブレースの履歴出力がうまく行きません。

水平ブレースの履歴指定は一行につき1要素のため、範囲指定をしている場合正常に機能しません。
各行毎に水平ブレースを正常に認識した場合、画面下に「選択行の対象要素数:1」と表示されます。

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質点系の骨格曲線とQ-δのフィッティング状況の図を出力できますか?

質点系振動解析計算書から出力することが出来ます。

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ステップ応力図に数値の末尾に「a」や「q」という文字があるのですが、どういう意図でしょうか?

図中の記号は以下のようになっています。
a︓軸⼒(図中の数値末尾に付加)
q︓せん断⼒(図中の数値末尾に付加)
無︓曲げモーメント

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CSV出力の層エネルギー出力を選択しても出力されません。

「振動解析ケースの設定」→「履歴出力指定」→「時刻歴出力」タブの「層時刻歴」をチェックする必要があります。

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特性変動を考慮した時の解析結果ファイル(csv)を確認したいのですが、どこを見ればよいですか?

解析結果ファイルは「モデル名_dyna00(lm00)」、「モデル名_dyna01(lm01)」・・・
という名称で出力されており、特性変動は以下のようになっています。
00:ばらつき無し(標準)
01:ばらつき+
02:ばらつき-

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質点系解析を行ったのですが、図化処理が行われません。 振動解析ケース画面で図化処理にチェックを入れ、図化処理の設定もしております。

入力する地震波がX、Y同時加振の場合、図化処理の設定において出力方向を「自動」とすると出力方向が判断できず、図化処理を行えないことがあります。
表示したい方向を指定して下さい。

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計算書でモデル規模が大きいため、一部の文字が重なって見えません。

以下の方法が考えられます。
・用紙サイズを大きくする
・フォントサイズを調整する
・一部の数値の非表示を検討する
・範囲指定を使う
・等間隔スパン表示を使う

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各符号ごとの最大検定値とを簡単に探す方法はないでしょうか。

CSV出力で、断面検定情報>断面検定結果(符号ごと)を出力すると各階で符号ごとの最大検定値を確認することができます。

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弾性限耐力を確認したいのですが、どのような方法がありますか。

以下の方法があります。
計算書出力の「Settings」で「層せん断力-変形曲線」→「層せん断力ー変形曲線のプロット」の項目から「初降伏部材発生時」にチェックを入れると、計算書の層せん断力-変形曲線に対して弾性限耐力がプロットされます。

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CSV出力の各層のエネルギー出力ができるかと思いますが、 これは各層の履歴エネルギーでしょうか?内部粘性減衰、ダンパー等も含んだものでしょうか?

各層の層せん断力を縦軸、層間変位を横軸にとってグラフを書いた場合の面積を求めたような計算になりますので、履歴エネルギーの集計となります。

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計算書出力で終局設計ステップ以外のステップの応力図を出力することは可能でしょうか。

基本的には終局設計ステップで指定したステップのみ(指定しなければ最終ステップ)ですが、計算書のSetting で追加ステップという指定ができるので、それを使えば他のステップでも出力できます。
ただし、指定できるステップは増分解析条件で設定している荷重倍率のみです。
たとえば荷重増分量のコントロールを 
L.F.=1.0まで20ステップ、L.F.=1.5 まで10 ステップ 
で定義しているとしたら、指定できるステップは 20, 30のみです。

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ブレースの解析結果CSV出力の、軸力1,軸力2は何を意味していますか?

X型、K型などブレースを配置すると2本ペアになるものの場合、1,2にそれぞれの応力結果が出力されます。

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振動解析計算書の履歴図の軸を調整したいのですが可能でしょうか。

現在のところ、振動解析計算書グラフはオートスケールのみとなっており、座標軸の調整機能は用意がございません。

CSVファイルとしてデジタルデータは出力されておりますので、必要でしたらそちらを加工していただくことになります。

ファイルは、<dzファイル保存フォルダ>\<dzファイル名フォルダ>\立体振動解析 のフォルダに出力されます。

列ヘッダに部材名が記載されていますが、この部材名は解析用の部材名となっています。
同フォルダ内に、 <dzファイル名>_dyna00_expmodel.csv というファイルがあり、そちらで実際の部材と解析用の部材名が照合できます。

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RESP-Dを使って限界耐力計算は出来ますでしょうか?

「限界耐力計算ができる」とまでは言えないのですが、
キャパシティスペクトル法による評価はできます。
下記に記事が参考になります。

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多剛床のモデルについてQ-δ曲線を一つにまとめて作成できますか?

副剛床の領域において床グループを分けずに剛床を解除し、その上で床に実質剛床となるような性能の平面応力要素を配置して解析することで疑似的に多剛床のモデルで1つのQ-δ曲線を求めることができます。

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立体振動解析時に、任意の位置の最大層間変位を出力したいです。

RESP-Dでは、「計算条件」>「計算結果出力条件」より、任意の位置の層間変位を出力する機能を用途に応じて3つご用意しております。
①「層間変位計算設定」
層間変位を計算する節点を軸位置で指定します。
範囲指定も可能で、範囲指定した場合は上節点の応答変位の平均と下節点の応答変位の平均から層間変位を算出します。
建物隅角部の層間変位を出力したいときなどに利用できます。
結果は以下で確認できます。
・ファイル > データ変換出力 > csv出力 > 解析結果 > 振動解析結果 > 指定節点の層間変位
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDefineDrift_UserDirftCalc」で検索
②「層間変位計算座標設定」
層間変位を計算する節点をX座標、Y座標で指定します。
部材が直接配置されていない位置の層間変位を取得したい場合に利用できます。
結果は以下で確認できます。
・ファイル > データ変換出力 > csv出力 > 解析結果 > 振動解析結果 > 指定座標の層間変位
・計算・出力 > 立体振動解析結果 > 層の最大応答値テーブル(指定座標)
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDirftCalcCoord」で検索

③「任意層間変位計算設定」
平面方向はX方向軸、Y方向軸で指定し、高さ方向も下階、上階で指定可能です。
吹き抜けに配置された柱の層間変位など、直接2点間の層間変位を取得したい場合に利用できます。
結果は以下で確認できます。
・計算・出力 > 立体振動解析結果 > 任意層の最大応答値テーブル
・立体振動解析結果フォルダ > **.story.csv > 「UserDefineDriftByTwoNode」で検索

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