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FAQ よくある質問

■設計・解析関連

FAQ一覧

節点の高さ方向の移動は可能ですか?

可能です。

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一つの節点に4つ以上の大梁が接続するような複雑な形状のモデル化は可能ですか?

節点の結合を行えばモデル化が可能です。ただし、節点の結合の仕方により軸組図の表示が変わりますので、節点結合を多用する場合には計画的に節点結合を行う必要があります。

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非剛床の解析は可能ですか?

可能です。節点を選択し、「剛床解除」のプロパティを「しない」にすることで剛床解除されます。

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床による大梁の剛性倍率はどのように考慮されていますか?

「設計・計算条件」の「剛性条件」から、RC造スラブ厚、S造デッキプレートスラブ厚を指定できます。Ver.2.1から各階ごとに指定できるようになりました。

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粘性型の制振部材の反力を1次設計に反映したいのですが、なにか方法はありますか?

2014/2月現在、オイレス粘性制震壁のみ一次設計用の剛性として設定することが可能です。

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外付けの補強架構と建物とをスラブで接続したいのですが、スラブの剛性を考慮して解析するにはどのようにすればよいのですか?

水平剛性を考慮するには、水平ブレースによりブレース置換する方法もしくは平面応力要素を配置することが可能です。

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「荷重増分解析条件」や「振動解析条件」にある「長期荷重の考慮方法」とはどういう意味ですか?

応力シフトは一般的な方法長期荷重考慮の方法です。Ver.2.1以降、常に応力シフトとなるように仕様を変更しました。

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「荷重増分解析条件」や「振動解析条件」に「柱の非線形モデル化」という設定項目がありますが、どのような基準で選択したらよいのですか?

Ver.2.1から本指定は廃止されました。必要に応じて「終局耐力条件」の「部材の非線形性」項目で設定してください。

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袖壁付柱はどのようにモデル化されるのですか?

非線形解析の場合には袖壁も含めたファイバーモデルとしてモデル化されます。その際、断面2次モーメントは指定によらず形状通り評価されるため注意が必要です。

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剛床IDが異なる節点間をつなぐ部材のせん断力はどこに集計されますか?

剛床IDが大きい方のグループに集計するようなルールとなっています。複雑な多剛床を組む場合、ルールを認識したうえでIDを振っていただく必要があります。部材ごとのプロパティで「層せん断力集計床グループ」を指定した場合、その床グループに集計されます。

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位相差入力は行えますか?

「振動解析条件」の上部メニュー「位相差入力条件」から設定、解析できます。「位相遅れ波形」を「X方向波形」とした場合、X方向加振の波形がY方向に対して位相差を生じて入力されるような状態を計算します。

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位相差入力はどのような方法で考慮されているのですか?

導出手順として、まず解放工学的基盤の地震波の速度、入射角度、位相差入力方向の建物長さを用いて、位相遅れ時間を導出します。図1を併せてご参照ください。
次に、その位相遅れ時間を用いて、ねじれ加速度時刻歴波形を導出します。ねじれ加速度時刻歴波形は、建物の位相差入力考慮方向の両端部分について生じる加速度の差より導いた回転加速度になります。
図2を併せてご参照ください。
最後に、並進加速度時刻歴波形と、ねじれ加速度時刻歴波形を同時加振することで、位相差解析を行ないます。


位相遅れ時間導出ねじれ加速度時刻歴波形導出
      図1.位相遅れ時間導出             図2.ねじれ加速度時刻歴波形導出
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水平上下同時入力で考慮したいのですが、注意点などがあれば教えてください。

通常建築構造物の振動解析で用いられる減衰は剛性比例減衰です。この減衰評価手法は、ある固有周期に対する減衰定数を設定します。
通常は建物の1次固有周期を設定しますが、水平上下同時入力の場合には水平の1次周期と上下の1次周期が存在します。
上下の固有周期は水平と比較して短周期となりますので、水平動単独入力の場合と同じように減衰を設定すると上下の減衰を過大に評価することになり、危険側です。
このような場合、レーリー減衰を用いて水平と上下の減衰をそれぞれ評価する方法がよく用いられます。

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45度方向加力の増分解析を行なう場合、応力解析条件の作用角度と静的増分解析条件の外力作用角度と2つ設定する箇所がありますが、どのように設定したら良いですか?

応力解析、静的増分解析両方共45度加力方向で行なう場合は、応力解析条件の作用角度にのみ設定下さい。
応力解析は加力方向を変えず、静的増分解析のみ45度加力で行なう場合は、 静的増分解析条件の外力作用角度にのみ設定下さい。 これらの入力の違いは、応力解析条件の作用角度は、応力解析含め、その後の静的解析の加力方向に適用されます。 静的増分解析条件の外力作用角度は、静的増分解析のみに適用されます。
応力解析条件と静的増分解析条件の両方に設定した場合は、静的増分解析では両方が足しあわされた作用角度となりますのでご注意下さい。
(応力解析条件で45度、静的増分解析条件でX方向正加力に45度を設定した場合、X方向正加力の作用角度は90度となります)

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ブレースの長期軸力はどのように考慮されるのですか?

ブレースの長期軸力に関しては応力計算条件による全体指定とブレースリストによる符号ごとの指定により設定できます。 全体として一律に指定する場合には応力計算条件の「ブレース長期軸力の考慮」で設定し、個別のブレースについて設定したい場合にはブレースリストで符号ごとに設定してください。なお、ブレースリストによる指定では、特に変更しなければ全体指定に従う」となっています。

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質点系振動解析を45°方向に対して行うにはどのように設定すればいいですか?

応力解析条件に45°、振動解析条件では0度方向と入力してください。質点系解析ではそれぞれの作用角度におけるQ-δを用いてスケルトンを生成しますので、45°加力のスケルトンが質点系解析上のX,135°加力のスケルトンがYにセットされます。

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