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お知らせ

2011.2.1 過去にリリースしたRESP-M/IIのSI単位系に関する障害連絡

過去にリリースしたRESP-M/II(Ver.9.14~16)において、ひずみ依存系免震装置(LRB統一式型、LRBトリリニア型、錫プラグ入り積層ゴム)をSI単位にて利用した場合に、時刻歴応答解析の初期剛性の単位変換を誤る障害があり、条件によっては過大な応答加速度が出ることがわかりました。

本障害は、昨年夏(2010/8/27)にリリースされたVer.9.17にて修正済ではありますが、このたび、結果に影響が出る場合があることがわかりましたので、ここにご報告いたします。

RESP-M/II(Ver.9.14~16)では、非線形時刻歴応答解析において、免震装置の初期剛性を決定する際のSI単位の単位変換に障害があり、正しい値がセットできていません。ひずみ依存系免震装置は、わずかなひずみ量(5~10%)にて、初期剛性から剛性変化しますので、すぐに誤った初期剛性は破棄され、正しい剛性に変更されますので、最大応答値にはほとんど影響が出ません。しかし、条件によっては、過大な加速度が算出されることがわかりました。

ご利用中の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、問題のバージョンかどうかの判断と、最新版への更新をお願いいたします。なお、2月中頃に最新版の一斉発送を予定しております。

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