お知らせ

2019.07.04 【重要なお知らせ】SRC断面を使用した場合の不具合

DARS Version2.1.0.0~Version2.1.1.1においてSRC断面を使用した場合に要素座標系z軸まわりの断面性能が適切に設定されない不具合を確認致しました(要素座標系y軸まわりに関しては正しく設定されていることを確認しています)。要素座標系z軸まわりの断面算定時にH型及びI型の鉄骨の位置情報を正しく考慮できておりませんでした。本不具合により曲げ耐力が大きく設定される可能性があり、危険側の評価となってしまう恐れがあります。

  • 不具合の影響範囲
    • バージョン:Version2.1.0.0~Version2.1.1.1
    • 断面種別:SRC断面
    • 鉄骨入力条件:H型、I型、十字型(H型とI型の組み合わせ)
    • 方向:要素座標系z軸まわり

    SRC断面の不具合が生じる向き
    図 Version2.1.0.0~Version2.1.1.1で不具合の影響がある断面及び方向
    • ※ デフォルトの要素座標系とはスクリプトにて*SetLinesVectorの指定をしていない(または画面入力にてメニューの[構造モデル情報]-[その他]-[要素座標系設定]で要素座標系を変更していない場合)の要素座標系を指します。

    2019年7月4日リリース版のDARS Version2.2.0.0にて適切に断面性能が設定されるよう修正しました。DARS Version2.2.0.0のバージョンアップの内容は2019.07.04 不具合修正・バージョンアップのお知らせをご覧ください。

    ユーザー様には、ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
    謹んでお詫び申し上げます。

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