決める力を科学する。

オペレーションは作業、操作、工程、そして作戦。
リサーチは検証。

オペレーションズ・リサーチとは
複雑に絡まるオペレーションの効率的な実践を
科学の力で可能にする、検証技術です。

大きな決断や、毎日の判断、決める力をサポートします。

最新情報

2024/1/232024年1月24 (水)~26日 (金) に東京ビッグサイトで開催される「第3回スマート物流EXPO」に出展します。(ブース番号:W73-33)
荷主企業様・物流企業様が抱える様々な物流の課題を解決するためのソリューションを展示いたしますので、是非お立ち寄りください。
2024/1/52024年1月より公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 (JILS) の法人会員となりました。
2023/12/262024年2月28日 (水)~3月1日 (金) に東京ビッグサイトで開催される「WIND EXPO 国際風力発電展」に出展します。(小間番号:W20-62)
風車およびケーブルレイアウト最適化や風力発電に関わるスケジュール最適化などの展示をいたしますので、是非お立ち寄りください。また、構造計画研究所の風力発電に関する取り組みをご紹介している動画をこちらでご覧になれます。
2023/12/15LOGISTICS TODAYに弊社の物流課題に対する取り組みが紹介されました。
科学力と現場主義の融合で初めて見える物流最適解 -数学的アプローチで物流課題を解決する構造計画研究所-
2023/9/19月14日にOR学会秋季研究発表会企業事例交流会にて、志賀元明さんが発表を行います。
タイトル『災害時におけるバス避難配車計画システムの開発』
2023/8/212023年9月13 (水)~15日 (金) に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」に出展します。荷主企業様・物流企業様が抱える様々な物流の課題を解決するためのソリューションを展示いたしますので、是非お立ち寄りください。
2023/4/19弊社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) より受託した事業の成果報告書が公開されました。
タイトル『2022年度成果報告書 戦略策定調査事業/水素エネルギー等と電力システムとの統合解析技術に係る調査』
NEDOの成果報告書データベースより、報告書管理番号20230000000060にてダウンロードできます。
2023/4/13弊社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) より受託した事業の成果報告書が公開されました。
タイトル『2021年度~2022年度成果報告書 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/合流支援(本線隙間狙い)システム検証のためのシミュレーション環境構築および分析』
NEDOの成果報告書データベースより、報告書管理番号20230000000022にてダウンロードできます。
2023/3/142023/3/15(水)~17(金)に東京ビッグサイトで開催される「WIND EXPO 風力発電展」に出展します。(ブース番号:41-36)風力発電に関わるレイアウトやスケジュール最適化などの展示をいたしますので、興味のある方は是非お立ち寄りください。
当日ご紹介予定の、風力発電関連ソリューションが掲載されたリーフレットはこちらからご覧になれます。(ダウンロードはこちら)また、構造計画研究所の風力発電に関する取り組みをご紹介している動画を、こちらでご覧になれます。
2023/3/1公益社団法人日本気象学会発行の気象研究ノート第247号「再生可能エネルギーの気象学」第7章「需給・市場・連携研究」に宇田川佑介さんと西辻裕紀さんの執筆内容が掲載されました。

オペレーションズ・リサーチって何?

オペレーションズ・リサーチ(以下OR)はもともと、第二次世界大戦中にイギリスが軍事研究として使ったのが始まりとされています。

オペレーションは作戦、リサーチは検証、という意味です。互いに干渉しあう複数の作戦が最適な方法で、効率的に実行可能かどうか、リサーチ、つまり検証する、そういう目的で使われ始めた科学でした。様々な環境、次々に変化する状況において、 数学や統計学を用いた数理的なモデルに落とし込み、分析することで最適なアプローチを導きます。
もちろん、現代では戦争だけではなく、ビジネスや学術研究、あらゆる場面、あらゆるオペレーションの検証にORは使われるようになりました。

ORは、どう役立つか?

これまでは、理論上では解ける問題であってもその規模によっては多くの計算が必要となり、高速なコンピュータを用いたとしても現実的な時間では解けないことがありました。
しかし近年では、コンピュータの飛躍的進歩により多くの問題が解けるようになってきています。
このため、複雑化する現代社会において様々な分野でORが利用される場面が増えてきています。

私たち、オペレーションズ・リサーチ部(以下OR部)では、「設計、製造、物流」、「情報通信」、「インフラストラクチャー」などを中心に、多様な分野でORによる問題解決を行ってきました。
世界各国で積み上げ、積み下ろしをする貨物船に、いかにしてたくさん、しかも効率よく、そして重心を安定させて貨物を積むことができるか。工場に設備投資をする際、ボトルネックを解決し、全体の生産性を上げるためには、どうしたらよいのか。
また近年では、サービス業のシフトスケジューリングなど、属人的要素の多い分野に対して、ORを適用した解決策を見出す等、解決できる問題は拡大しています。

こんな所にもORは使われています

  • 電車乗り換えシステム(最短時間、乗り換え回数、一番安い金額での目的地への到着方法など)
  • 学校時間割作成(担当教師と、使用する施設とを組み合わせて矛盾なく決める)
  • 銀行の窓口の数(利用客に併せて、営業窓口の数を決める)

OR部の歴史

日本で最初にORが使われたのは戦時中であり、1957年に日本OR学会が設立します。

株式会社 構造計画研究所(以下KKE)では、1974年にOR部の前身であるOR研究室が誕生します。 きっかけは、会社設立当初よりコンピュータ技術に特化した会社として評価頂いていたお客様からの“将来起こりうるかもしれない事象への悩み”について、ORの中のシミュレーションを用いて解決してはどうか、と提案し、その結果に評価頂けたことでした。 このような悩みは他業界にもあり、情報通信分野のお客様、そして製造分野のお客様へと私たちが提案するORを用いた解決策を評価頂けたことが機となり、年々多くの分野のお客様から御相談頂くまでになりました。
御相談頂く内容には、“ORを用いると良い解決策があるはずだ”というものばかりではなく、”なんとかして求められないだろうか?”と言った場合もあります。

そのような場合においても、ORにある数理計画法、確率モデル、待ち行列、スケジューリング、DEA(*)、シミュレーション等、を用いてお客様に見合った最適な解決策を提案して参りました。
このように私たちOR部では、皆さまに応じた”最適”を実現するために、ORを用いたソリューションを提供しています。 そして、お客様の抱えている悩みに対して、KKE内部の様々な業界のエキスパートと協力し、より広い視点で最適な解決策を検討していくことで、他にはない付加価値の高いソリューションを提供することができます。

*…DEA (data envelopment analysis):経営分析手法の一つ。 最も優れたパフォーマンスを示した事業体(企業)を基に“効率的フロンティア(最小分散境界上で同一のリスクのもとにおける、最大の期待収益率をもつポートフォリオの集合のこと)”を計測し、このフロンティアを一つの指標として他の事業体の業績評価、効率値を測定する方法論のこと。

OR 解決事例

プロダクト

KKE/ShiftMaster

シフトスケジューリングソリューション
KKE/ShiftMasterを使うことで、勤務シフト計画の作成を自動化するだけでなく、現場ごとの複雑な制約条件を整理・見える化し、 スタッフをムリ・ムダなく割り当てることにより、高いサービスレベルを維持する最適な勤務シフト表を作成することができます。

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PackingSim/i-Caps

最適積み付けシステム
PackingSim/i-Capsは、貨物をトラックやコンテナに積み付けるための積載効率の高い積載プランを作成する最適積み付けシステムです。

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ALPS Route

配送計画策定エンジン ALPS Routeは、貨物の特性など様々な要素を考慮した配送計画を策定するエンジンです。
貨物や顧客、ドライバなどの様々な要素を考慮し、車両編成から配送先の訪問順序まで、配送計画のすべてをすばやく立案します。

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KKE/AdNeS

次世代切り出しソリューション
KKE/AdNeSを使えば、複雑の条件を満たす切り出しパターンを誰でも短時間で作成できるようになります。

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KKE/ORTOOLBOX

数理計算ライブラリ
数理計算の基本的な演算や、システムシミュレーションのエンジンなど、数理計算を用いたソフトウェア開発で必要なものを全て網羅しています。
グラフ表示やアニメーション表示といった、ビジュアル化ツールも豊富に取り揃えています。

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セミナー情報

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