1. トップページ
  2. マニュアルなど
  3. Tips&用語集

Tips・用語集


  • Tips

  • icon-bubbles.png
  • Crystal Ballを使用する上で知っていると役に立つ情報をまとめています。

  • 用語集

  • icon-user.png
  • Crystal Ballでよく使われる用語集です。


Tips

  • 操作に関するヒント

  • 通常Excelで利用する、右クリック→コピー・ペーストや[Ctrl + C]によるコピーを利用して、 Crystal Ballの仮定などを複製することはできません。

    一見正しくコピーできたように見えるのですが、これはセルの書式がコピーされただけなので、 Crystal Ballの仮定などの設定は引き継がれていません。

    仮定や意思決定変数、予測が定義されているセルをコピーする場合は Crystal Ballの[定義]メニュー内にある[コピー]および[ペースト]を使用してください。 また、同様に削除を行う場合も、メニュー内の[消去]を使用してください。

    ※詳しい解説はこちら

    Crystal Ballの仮定や予測グラフ上では、「プリファレンス」→「グラフ」から表示に関する様々な設定ができますが、 ショートカットキーを使用することでより素早く目的の設定を行うことができます。

    1. [Ctrl] + [d]
      グラフの分布タイプ(累積度数分布、逆累積度数分布、度数分布)を変更します。
    2. [Ctrl] + [b], [Ctrl] + [g]
      グラフの分割数(棒グラフの太さ)を変更します。
    3. [Ctrl] + [l]
      グラフの目盛線(水平線、垂直線、格子線)を変更します。
    4. [Ctrl] + [t]
      グラフの種類(棒グラフ、領域グラフ、線グラフ)を変更します。
    5. [Ctrl] + [w]
      グラフの表示タイプ(2次元表示、3次元表示)を変更します。
    6. [Ctrl] + [m]
      データの中心傾向を表す補助線(ベースケース、平均値、中央値)を表示します。
    7. [Ctrl] + [n]
      グラフの凡例表示を変更します。
    8. [Ctrl] + [p]
      パーセンタイル表示の補助線を10%刻みで表示します。
    9. [Ctrl] + [Space]
      グラフウィンドウ表示(グラフ、統計量、パーセンタイル、適合度)を変更します。
  • 設定に関するヒント

  • グラフ表示や実行プリファレンスの設定など、ユーザによってカスタマイズできる項目は Crystal Ballを終了した後もユーザ設定情報として保存されます。 これらの設定を初期化するには、2種類の方法があります。

    初期化しても、Crystal Ballを使って作成したモデルファイルはそのまま利用できます。

    1. 以下のフォルダ(隠しフォルダ)内のファイルをすべて削除し、Crystal Ballを再度起動する。
      C:\Users\[ユーザ名]\%AppData%\Oracle\Crystal Ball\11.0\Store
    2. Crystal Ballをアンインストールし、再度インストールする。

    一度日本語でインストールした後に、再度英語版に切り替える方法をご紹介いたします。

    1. ExcelとCrystal Ballをすべて閉じる。
    2. 以下のフォルダを探す。
      C:\Program Files\Oracle\Crystal Ball\Bin
      ※場合によってはC:\Program Files(x86)\Oracle\Crystal Ball\Binのときがあります。
    3. \Binの中にある「ja」フォルダを切り取って別の場所に退避させておく。
    4. 再度Crystal Ballを起動する。

    言語を日本語に戻すときは、「ja」フォルダを元の場所に戻してください。 なお、Crystal Ballの言語はインストール時に選んでいただくため、 言語によって販売価格に違いはございません。

    「最高速モードは使用できないけど、シミュレーションスピードは向上させたい」。 そんな方に、通常モードのチューニングの方法をご紹介いたします。

    1. 実行プリファレンスを立ち上げる
    2. 「サンプリング」タブの中にある「サンプリング手法」を、モンテ・カルロにする
    3. 「速度」タブの中で「通常モード」を選択し、右にある「オプション」で「ワークブックの最小化」を選択する
    4. さらに「グラフウィンドウの非表示」を選択し、一番下にある「□シミュレーション実行時に・・・」にチェックを入れる
    5. 「オプション」タブの、「□感度分析用に仮定の値を保存」「□相関の有効化」のチェックを外す

    以上の設定で、シミュレーション時に使用するメモリを削減し、CPUをフル活用できるようになります。 ただし、以下のことに注意してしてご利用ください。

    ・4の設定より、シミュレーション実行中は他ののアプリケーションを使用することができません。
    ・5の設定より、感度分析と相関の設定が無効になります


用語集

  • リスク分析

  • リスクとは損失や損害など望まれざる出来事が発生する可能性のことで、一般にリスクは不確実性と関連があります。 たとえば、来月の売上がある数字を上回る(望まれる出来事)と、在庫が減り、在庫があまりに減れば出荷が遅れ(望まれざる出来事)、 出荷の遅れが顧客離れを引き起こし…といったようになる可能性がリスクだといえます。 不確実性とリスクが増大すると、意思決定は難しくなります。

    リスクを分析するときに重要なことが2点あります。

    • どこにリスクが存在するのか
    • そのリスクはどれくらい重要か

    また、リスク分析の効果としては以下が挙げられます。

    • あらゆるシナリオに素早く答えを出すことで、過剰分析による感覚の麻痺を防ぎ、よりよい意思決定を支援する
    • 結果に与える影響が最も大きい変数を特定することができる
    • モデルに存在する不確実性を明らかにし、よりよいリスクの伝達を導く

    詳しくはコラム「リスクとは?リスク分析とは?」をご覧ください。

  • モンテカルロ・シミュレーション

  • シミュレーションとは、実世界の現象、とりわけ数学的に複雑かあるいは数学的な表現が困難な現象を模倣する分析手法を指します。

    特にモンテカルロ・シミュレーションとは、シミュレーションの中でも乱数表やコンピュータの乱数ジェネレータを必要とする手法です。

    モンテカルロ・シミュレーションは、カジノなどの歓楽施設で有名なモナコの都市、モンテカルロにちなんでつけられた名称です。 ルーレットやサイコロ、スロットマシンのような確率のゲームにランダムな挙動が存在するためです。 これらのゲームにおけるランダムな挙動は、モンテカルロ・シミュレーションがモデルをシミュレートするときに 変数値をランダムに選択することに似ています。

    たとえば、サイコロを振ると1,2,3,4,5,6のどれかの目が出ることは誰でも知っていますが、ある思考でどの目が出るかを言い当てることはできません。 このことは、利益率や必要な作業人数、株価、在庫、1時間あたりの電話の呼び出し数のような、 値の範囲はわかっていても、あるときの値は特定できない変数でも同じです。

    Crystal Ballはモンテカルロ・シミュレーションを使って(Excelで作成した)スプレッドシート上の不確実性を分析します。

    詳しくはコラム「モンテカルロ・シミュレーションとは?」をご覧ください。

  • 感度分析

  • Crystal Ballでは2種類の感度分析を行うことができます。

    • 感度分析の機能による分析(スピアマンの順位相関)
    • トルネードグラフによる分析(パラメトリック分析)

    感度分析の機能は、実際にシミュレーションを行い、要素間それぞれの関係を考慮して、感度を分析する機能です。 Crystal Ball はシミュレーションの実行中に、各仮定と各予測の間でスピアマンの順位相関係数を算出して感度を計算します。

    トルネードグラフによる感度分析は、分析対象であるそれぞれの要素を独立に変動させ、結果に対する各要素の影響度を分析するという方法です。 それぞれの仮定、意思決定変数、あるいはセルを独立してテストします。 つまり、ある変数を分析している間、その他の変数は基準値で固定されます。 この手法はパラメトリック分析と呼ばれます。

  • Crystal Ball

  • Crystal Ballは1986年に米国のDecisioneering社で誕生したリスク分析を行う意思決定支援ソフトウェアです。 Decisioneering社は2007年にHyperion社に買収され、さらに同年にHyperion社がOracle社に買収されました。 現在は米国Oracle社が開発元となっています。

  • 仮定(Assumption)

  • Crystal Ballにおける仮定とは、解こうとしている問題に含まれる不確実な独立変数です。 Crystal Ballでは、確率分布を使って変数に現れ得る値を定義します。

    不確実な変数がどのような確率分布で表現されているかによってシミュレーションの結果は左右されます。 したがって、仮定セルに適切な確率分布を与える作業は、仮定セルを定義する作業の中で最も重要だといえます。

  • 予測(Forecast)

  • 予測は、仮定や意思決定変数によって定義された不確実性を使ったシミュレーション結果です。 シミュレーション結果に含まれる大量の情報を凝縮して、予測グラフによってわかりやすく図示します。

    仮定や意思決定変数がシミュレーションにおける入力であるならば、 予測はシミュレーションにおける出力にあたります。

    通常、Crystal Ballによるシミュレーション結果の分析は、予測グラフを眺めることから始まります。 次に、予測グラフの表示方法を変えたり、他のグラフを使ったり、レポートを出力したり、 さらにはシミュレーション結果のデータを出力してExcelや他の分析ツールで処理したりといった 様々な分析方法へと展開していきます。

  • 意思決定変数(Decision Variables)

  • 意思決定変数とは、たとえば賃借料や投資額のように、ある範囲内で"ユーザがコントロールすることができる"変数のことです。 最良の意思決定を行うために、シミュレーション結果を最適化する変数値を探索したいときに定義します。

    Crystal Ballでシミュレーションを行う際に、かならず意思決定変数が必要なわけではありませんが、 いくつかの状況を比較したいときに意思決定変数が重要な役割を果たします。

  • Predictor

  • 過去の時系列データを入手できるのであれば、CB Predictor を使ってそのデータを調べ、将来それが示す傾向を予測することができます。 当期実績を一割増しして来期の販売数や費用を仮定するというように、曖昧な感覚に頼った生産計画を立てる必要はありません。 CB Predictor は、過去のデータに高度な統計手法を適用して将来を予測します。

    CB Predictorでは時系列予測と重回帰という2種類の手法が使われます。 時系列予測は、実測データをレベル、傾向、季節性、誤差という四つの成分に分解します。 CB Predictorは、これらの成分をそれぞれ分析し、次にそれらを将来に投影して起こり得る結果を予測します。

    予測したい変数に他の変数が影響を与えるとわかっているときには回帰が必要です。 回帰は、実測データを使って、影響を与える諸変数と目的の変数の間にある数学的な関係を回帰式に表します。 次に、影響を与える変数を時系列予測手法で予測し、その結果を回帰式に代入して目的の変数を予測します。

  • OptQuest

  • OptQuestは、シミュレーションモデル上の意思決定変数の組合せを最適化するためのツールです。

    Crystal Ballで使用するシミュレーションモデルには、意思決定変数と呼ばれるコントロール変数を持っているものがあります。 意思決定変数はユーザがコントロールできる変数なので、意思決定変数に最適な値がわかると、重要な目標を達成するときと逸するときの違いがはっきりします。

    意思決定変数に最適な値を見つける作業のことを「最適化」(Optimization)といいます。 最適化を行うときは、やみくもに反復計算を繰り返すのではなく、その場に応じた対応が必要とされます。 最も厳密な計算を行おうと思えば、可能な組合せを体系的にすべて数え上げるという方法でかならず最適解は発見されますが、 一般的にこれで得られた解はほとんど応用がききません。

    OptQuestはメタ戦略(メタヒューリスティック)を使って最適解の探索アルゴリズムを支援します。 このアプローチは、過去に得られた有効な解を記憶しておき、次回からの計算に反映させるという自己学習的な手法を使います。 これにより、OptQuestすべての膨大な組合せの中からほんの一部を探索するだけで、きわめて効率的に最適あるいは最適に近い解を導くことができます。

  • 順位相関

  • 2つの変数の関係性を表す言葉に「相関」という用語があります。相関にはさまざまな種類がありますが代表的なものとして「ピアソンの積率相関」と「スピアマンの順位相関」の2種類が挙げられます。 そのうち「スピアマンの順位相関」とは、2つの変数をそれぞれ順位付けしたとき、対応する順位の関係性を数値で表したものです。 順位相関係数は-1から+1の範囲で変動し、絶対値が1に近いほど関係が強いと言うことができます。2つの変数の順位が完全に一致する場合の相関係数は1、全く逆の場合の相関係数は-1になります。

    例えば、あるクラスの生徒の50m走のタイムを計測し、生徒に速い順番に順位をつけ次に生徒の体育の成績を調べ良い順番に順位をつけます。 タイムの順位と体育の成績の順位をそれぞれ見たとき、50m走のタイムが速い生徒ほど体育の成績が良いという傾向が見られるのであれば、 順位相関係数は1に近い値を示します。また、ほとんど考えられませんが50m走のタイムが速い生徒ほど体育の成績が悪いという傾向が見られるのであれば、 順位相関係数は-1に近い値を示します。

    Crystal Ballではシミュレーションの実行中にすべての仮定とすべての予測との間でそれぞれに順位相関係数を計算し、この情報から感度を導きます。

  • 寄与率

  • ある仮定は予測の変動や不確実性のうち何パーセント分の影響力をもっているか、という指標です。 Crystal Ballでは、まず不確実性に対する各仮定(および他の予測)のそれぞれ順位相関係数を2乗しその2乗値が全体の何%を占めるか、という計算を行っています。


  • セミナーに参加する

  • icon-seminar.png
  • 無料のセミナーを毎月開催しています
  • 事例・サンプルモデル

  • icon-sample.png
  • 様々な活用事例をご紹介しています
  • 機能をみる

  • icon-specification.png
  • Crystal Ballの機能をご覧いただけます
  • 試用版を利用する

  • icon-trial.png
  • 15日間無料でご利用いただけます